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映画
北米週末興行「トランスフォーマー/ONE」初登場1位
(2024年9月22日11:00)
北米週末興行は9月20日(現地時間)、同日公開されたシリーズ最新作「トランスフォーマー/ONE」が956万ドルの興収を記録して初登場1位になった。
1位「トランスフォーマー/ONE」
同作は、圧倒的な映像美で繰り広げられる新次元のトランスフォームシーンや、大迫力で展開されるバトルシーンなどが繰り広げられ、オプティマスとメガトロンの知られざる友情関係が、トランスフォーマー史上最大の決戦と言われるサイバトロン星の戦いを舞台に、どのような運命を迎えるのかが描かれる話題作。
声を担当する声優陣も豪華なメンバーが揃った。英語版で若かりしオプティマスプライム(オライオンパックス)の声を担当するのは、『マイティ・ソー』などのクリス・ヘムズワース。またメガトロン(D-16)の声は、『ゴジラ×コング 新たなる帝国』のブライアン・タイリー・ヘンリー、エリータ-1 役は、『アベンジャーズ』シリーズなどのスカーレット・ヨハンソンが担当している。(日本語吹替キャスト(声):中村悠一、木村昴、木村良平、玄田哲章)
監督は大ヒットシリーズ『トイ・ストーリー4』のジョシュ・クーリーが務め、若かりしトランスフォーマーたちの友情を熱く演出する。配給:東和ピクチャーズ、9月20日日米同時公開。
2位「ビートルジュース ビートルジュース」
2位は前週1位の「ビートルジュース ビートルジュース」で660万ドル(約9億4980万円)の興収だった。
同作は、ティム・バートン監督の「ビートルジュース」の続編で、ビートルジュース役のマイケル・キートンやウィノナ・ライダー、キャサリン・オハラが前作に引き卯月出演している。ブラッド・ピットがバートン監督らと製作に名を連ねている。
「チャーリーとチョコレート工場」など、ポップでダークな世界観で人気のバートン監督が、奇抜なキャラ満載の「死後の世界」を描く。第81回ベネチア国際映画祭のオープニング作品にも選ばれた話題作。日本は9月27日公開。
3位「胸騒ぎ」
3位は,前週2位の「胸騒ぎ」(英題:Speak No Evil)で、174万ドル(約2億5040万円)の興収を記録した。同作は、2022年製作のデンマーク・オランダのホラー・スリラー映画。デンマークからイタリアに旅行に来ていた夫婦と娘の一家は、オランダから来た夫婦と息子の一家と意気投合する。数週間後にオランダの一家に誘われ、人里離れた彼らの家を訪問するうちに恐怖の体験をする。日本では5月に公開された。
4位「Never Let Go」
4位は初登場の「Never Let Go」で、興収160万ドル(約2億3025万円)を記録した。
同作は、何年もの間悪霊に悩まされてきた、人里離れた森林地帯で暮らす母親と双子の兄弟が、悪霊は本物かと疑うことから始まるサバイバルホラー映画。監督はアレクサンドル・アジャで、ハル・ベリー、パーシー・ダックス4世、アンソニー・B・ジェンキンスなどもキャスト。
5位「The Substance」
5位は初登場の「The Substance」で興収130万ドル(約1億8708万円)だった。
同作は、デミ・ムーア演じる元トップ女優のエリザベスが、50歳を超え容姿の衰えと、それによる仕事の減少から、ある新しい再生医療に手を出したことから恐ろしいことが次々に起きるというサスペンス。「ゴースト/ニューヨークの幻」(90)、「G.I.ジェーン」(97)などのヒット作で知られるムーアが、圧倒的怪演で、狂気と呼べるほどの“美&若さ”への執着を演じて注目された。