北米週末興行「野生の島のロズ」初登場1位 アニメSF サバイバル映画

(2024年9月29日10:45)

北米週末興行「野生の島のロズ」初登場1位 アニメSF サバイバル映画
「野生の島のロズ」(日本版公式サイトから)

北米週末興行は9月27日(現地時間)、同日公開された「野生の島のロズ」が1132万ドルの興収を記録して初登場1位になった。

1位「野生の島のロズ」
米興行サイトBox Office Mojoによると、27日に公開された「野生の島のロズ」(原題:The Wild Robot)は27日の興収が1132万ドル(約16億959万円)を記録し2位以下を大きく引き離して1位となった。
同作は、2024年のピーター・ブラウンの『野生のロボット』シリーズを原作としたアメリカ合衆国のアニメーションSFサバイバル映画。船が難破して無人島に取り残されたロボットのROZZUM134(ロズ)が、過酷な環境を生き抜くため、島の動物たちと絆を深め、虎児となったが帖の赤ちゃんの親代わりになっていく。クリス・サンダースの監督・脚本で、ロズの声にルピタ・ニヨンゴのほかペドロ・パスカル、キット・コナー、キャサリン・オハラ、マーク・ハミルなどの出演。日本は2025年2月7日公開。

2位「ビートルジュース ビートルジュース」
2位は前週1位の「ビートルジュース ビートルジュース」で418万5000ドル(約5億9506万円)の興収だった。。
同作は、ティム・バートン監督の「ビートルジュース」の続編で、ビートルジュース役のマイケル・キートンやウィノナ・ライダー、キャサリン・オハラが前作に引き卯月出演している。ブラッド・ピットがバートン監督らと製作に名を連ねている。
「チャーリーとチョコレート工場」など、ポップでダークな世界観で人気のバートン監督が、奇抜なキャラ満載の「死後の世界」を描く。第81回ベネチア国際映画祭のオープニング作品にも選ばれた話題作。日本は9月27日公開。

3位「Devara Part 1」
3位は初登場の「Devara Part 1」で興収390万ドル(約5億5454万円)だった。
同作は、2024年のインド・テルグ語アクション・ドラマ映画。1996年尾ムンバイを舞台に、クリケットのワールドカップをめぐる安全保障上の脅威から、ある兄弟が捜査の対象になり、密輸業者と政治家の関係などが明らかになっていく。ラーマ・ラオの主演30作目で、監督はコラタラ・シヴァ。プラカーシュ・ラージ、スリカント、シャイン・トム・チャッコ、ナレイン、カライヤラサン、ムラーリ・シャルマが脇役で出演。

4位「トランスフォーマー/ONE」
4位は、前週2位のシリーズ最新作「トランスフォーマー/ONE」で興収225万ドル(約3億1993万円)だった。
同作は、圧倒的な映像美で繰り広げられる新次元のトランスフォームシーンや、大迫力で展開されるバトルシーンなどが繰り広げられ、オプティマスとメガトロンの知られざる友情関係が、トランスフォーマー史上最大の決戦と言われるサイバトロン星の戦いを舞台に、どのような運命を迎えるのかが描かれる話題作。
声を担当する声優陣も豪華なメンバーが揃った。英語版で若かりしオプティマスプライム(オライオンパックス)の声を担当するのは、『マイティ・ソー』などのクリス・ヘムズワース。またメガトロン(D-16)の声は、『ゴジラ×コング 新たなる帝国』のブライアン・タイリー・ヘンリー、エリータ-1 役は、『アベンジャーズ』シリーズなどのスカーレット・ヨハンソンが担当している。(日本語吹替キャスト(声):中村悠一、木村昴、木村良平、玄田哲章) 監督は大ヒットシリーズ『トイ・ストーリー4』のジョシュ・クーリーが務め、若かりしトランスフォーマーたちの友情を熱く演出する。配給:東和ピクチャーズ、9月20日日米同時公開。

5位「メガロポリス」
5位は初登場の「メガロポリス」で180万ドル(約2億5594万円)の興収だった。
同作は「ゴッドファーザー」シリーズなどのフランシス・フォード・コッポラ監督・脚本・製作によるSF叙事詩的映画。破滅的な災害に見舞われたニューヨークを、ユートピアとして再建しようと奮闘する建築家の姿を描く。主人公の天才建築家にアダム・ドライバーのほか、ジャンカルロ・エスポジート、ナタリー・エマニュエルなどのキャスト。今年5月、第77回カンヌ国際映画祭コンペティション部門でプレミア上映された。