北米週末興行「ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ」初登場1位

(2024年9月29日10:45)

北米週末興行「ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ」初登場1位
「ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ」(日本版公式サイトから)

北米週末興行は10月4日(現地時間)、同日公開された 「ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ」が2000万ドルの興収を記録して初登場1位になった。

1位「ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ」
米興行サイトBox Office Mojoによると、4日に公開された「ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ」(原題:Joker: Folie à Deux)は同日の興収が2000万ドル(約29億7260万円)を記録し2位以下を大きく引き離して1位となった。
同作は、ホアキン・フェニックスがアカデミー賞主演男優賞を受賞した「ジョーカー」(19)の続編で、前作から2年後、病院に収容されたジョーカーことアーサー・フレック(ホアキン・フェニックス)が、同じ病院に収容されていた謎の女リー・クインゼル(レディ―・ガガ)と恋に落ち、彼女とともに狂乱が世界に伝播していく。「フォリ・ア・ドゥ」はフランス語で「二人狂い」の意味。フェニックスとガガのほかに、ブレンダン・グリーン、キャサリン・キーナー、ザジー・ビーツなどのキャスト。監督は前作に引き続きトッド・フィリップ。日本は10月11日公開。

2位「野生の島のロズ」
2位は前週1位の「野生の島のロズ」(原題:The Wild Robot)で、興収492万ドル(約7億3125万円)だった。
同作は、2024年のピーター・ブラウンの『野生のロボット』シリーズを原作としたアメリカ合衆国のアニメーションSFサバイバル映画。船が難破して無人島に取り残されたロボットのROZZUM134(ロズ)が、過酷な環境を生き抜くため、島の動物たちと絆を深め、虎児となったが帖の赤ちゃんの親代わりになっていく。クリス・サンダースの監督・脚本で、ロズの声にルピタ・ニヨンゴのほかペドロ・パスカル、キット・コナー、キャサリン・オハラ、マーク・ハミルなどの出演。日本は2025年2月7日公開。

3位「ビートルジュース ビートルジュース」
3位は前週2位の「ビートルジュース ビートルジュース」で270万ドル(約4億130万円)の興収だった。。
同作は、ティム・バートン監督の「ビートルジュース」の続編で、ビートルジュース役のマイケル・キートンやウィノナ・ライダー、キャサリン・オハラが前作に引き卯月出演している。ブラッド・ピットがバートン監督らと製作に名を連ねている。
「チャーリーとチョコレート工場」など、ポップでダークな世界観で人気のバートン監督が、奇抜なキャラ満載の「死後の世界」を描く。第81回ベネチア国際映画祭のオープニング作品にも選ばれた話題作。日本は9月27日公開。

4位「トランスフォーマー/ONE」
4位は、シリーズ最新作「トランスフォーマー/ONE」で興収137万ドル(約2億360万円)だった。
同作は、圧倒的な映像美で繰り広げられる新次元のトランスフォームシーンや、大迫力で展開されるバトルシーンなどが繰り広げられ、オプティマスとメガトロンの知られざる友情関係が、トランスフォーマー史上最大の決戦と言われるサイバトロン星の戦いを舞台に、どのような運命を迎えるのかが描かれる話題作。
声を担当する声優陣も豪華なメンバーが揃った。英語版で若かりしオプティマスプライム(オライオンパックス)の声を担当するのは、『マイティ・ソー』などのクリス・ヘムズワース。またメガトロン(D-16)の声は、『ゴジラ×コング 新たなる帝国』のブライアン・タイリー・ヘンリー、エリータ-1 役は、『アベンジャーズ』シリーズなどのスカーレット・ヨハンソンが担当している。

5位「スピーク・ノー・イーブル 異常な家族」
5位はサスペンス・スリラー「スピーク・ノー・イーブル 異常な家族」(原題:Speak No Evil)で、84万ドル(約Ⅰ億2484万円)の興収だった。
同作は、アメリカ人一家が、休暇中に知り合った魅力的なイギリス人一家ののどかな別荘で週末を過ごすことになるが、やがて悪夢へと変貌していく。ジェームズ・マカヴォイ、マッケンジー・デイヴィスなどのキャストで監督は「バイオレンス・レイク」(08)などのイングランドの映画監督ジェームズ・ワトキンス。