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映画
北米週末興行 ホラー映画「Smile2」初登場1位
(2024年10月20日11:00)
北米週末興行は10月18日(現地時間)、同日公開されたホラー映画「Smile2」(原題)が940万ドルの興収を記録して初登場1位になった。
1位「Smile2」
米興行サイトBox Office Mojoによると、18日に公開された「Smile2」は同日の興収が940万3577ドル(約14億539万円)を記録して1位となった。
同作は、2022年のホラー映画「SMAILE スマイル」の続編。世界的ポップスターのスカイ・ライリーはワールドツアーをスタートしようとしていたが、ますます恐ろしく不可思議出来事を経験し始める。エスカレートする恐怖と名声のプレッシャーに圧倒されたスカイは、人生が制御不能になる前に自分の人生をコントロールするために、自分の暗い過去と向き合うことを余儀なくされる。主人公のスカイは前作と同じカイル・ガルナーで、ナオミ・スコット、ルーカス・ゲイジ、ローズマリー・デヴィッドなどの出演。監督は前作に引き続きパーカー・フィンが担当した。1作目は、製作費1700万ドル(約25億5000万円)に対し、世界興収2億1600万ドル(約324億円)のヒットとなった。
2位「テリファー 聖夜の悪夢」
2位は前週1位のホラー映画「テリファー 聖夜の悪夢」で、興収は301万2331ドル(約4億5037万円)だった。
同作は、殺人鬼アート・ザ・クラウンが巻き起こす惨劇を描いた人気ホラー映画『テリファー』シリーズの最新作。前作『テリファー 終わらない惨劇』(22)は、全世界で嘔吐、失神者が続出したことで話題となり、全世界1570万ドル(日本円にして約24億円 ※1ドル160円換算)の興行収入を記録。本国では1作目『テリファー』に続く大ヒットとなった。日本では、1作目は劇場未公開だが、2作目を劇場公開したところ、その過激さとアート・ザ・クラウンのどこかキュートな佇まいが話題となり、スマッシュヒットとなった。日本では11月29日(金)(=いい肉の日)より、TOHOシネマズ 新宿ほか全国公開。
3位「野生の島のロズ」
3位は前週1位の「野生の島のロズ」(原題:The Wild Robot)で、興収281万ドル(約4億5037万円)だった。
同作は、2024年のピーター・ブラウンの『野生のロボット』シリーズを原作としたアメリカ合衆国のアニメーションSFサバイバル映画。船が難破して無人島に取り残されたロボットのROZZUM134(ロズ)が、過酷な環境を生き抜くため、島の動物たちと絆を深め、虎児となったが帖の赤ちゃんの親代わりになっていく。クリス・サンダースの監督・脚本で、ロズの声にルピタ・ニヨンゴのほかペドロ・パスカル、キット・コナー、キャサリン・オハラ、マーク・ハミルなどの出演。日本は2025年2月7日公開。
4位「We Live in Time」
4位は前週22位だった「We Live in Time」で、興収は181万6340ドル(約2億7156万円)だった。同作は、フローレンス・ピューとアンドリュー・ガーフィールド共演のA24製作によるロマンス映画。車を運転していたアルムート(フローレンス)が、道に出てきたトバイアス(アンドリュー)をはね飛ばしてしまう。事故をきっかけに2人は親交を深め、恋に落ちる。やがて結婚して娘が誕生し、幸せな時間が流れていくが、アルムートが重い病気を患う。監督は『ブルックリン』のジョン・クローリー。
5位「ビートルジュース ビートルジュース」
5位は前週3位の「ビートルジュース ビートルジュース」で130万ドル(約1億9436 万円)の興収だった。。
同作は、ティム・バートン監督の「ビートルジュース」の続編で、ビートルジュース役のマイケル・キートンやウィノナ・ライダー、キャサリン・オハラが前作に引き卯月出演している。ブラッド・ピットがバートン監督らと製作に名を連ねている。
「チャーリーとチョコレート工場」など、ポップでダークな世界観で人気のバートン監督が、奇抜なキャラ満載の「死後の世界」を描く。第81回ベネチア国際映画祭のオープニング作品にも選ばれた話題作。