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映画
北米週末興行 ドウェイン・ジョンソン&クリス・エヴァンス共演「レッド・ワン」初登場1位
(2024年11月17日10:15)
北米週末興行は11月15日金曜日(現地時間)、ドウェイン・ジョンソンとクリス・エヴァンスが共演するアドベンチャー・アクション映画「レッド・ワン」が1092万ドルの興収を記録して1位になった。
1位「レッド・ワン」
米興行サイトBox Office Mojoによると、「レッド・ワン」(原題が15日に公開され、同日の興行収入が1092万4943ドル(約16億8561万円)を記録し、初登場1位となった。
同作は、「ワイルド・スピード」シリーズなどのドウェイン・ジョンソンと、「アベンジャーズ」シリーズなどのクリス・エヴァンスが共演するアクション・アドベンチャー・クリスマス・コメディ映画。ハイラム・ガルシアの原作をジェイク・カスダンが監督、クリス・モーガンが脚本を手掛けた。コードネーム「レッド・ワン」ことサンタクロースが、クリスマス・イブに何者かに誘拐され、サンタクロース護衛隊長のカラム(ジョンソン)が、誘拐に手を貸した悪名高いハッカーで賞金稼ぎのジャック(エヴァンス)に協力を依頼して手を組み、サンタ救出作戦を展開する。J・K・シモンズ、ルシー・リューなどが共演する。日本では11月8日より公開中。
2位「ヴェノム:ザ・ラスト・ダンス」
2位は、前週1位の「ヴェノム:ザ・ラスト・ダンス」で興収157万5000ドル(約2億4300万円)だった。
同作は、マーベル・コミックスのキャラクター「ヴェノム」を実写映画化したスーパーヒーロー映画で、「ヴェノム」(18)、「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」(21)に続くシリーズ3作目で完結編。トム・ハーディが敏腕記者のエディ・ブロックと、地球外生命体シンビオートが彼に寄生して変身する強大なパワーを持つ怪物ヴェノムを演じる。監督・脚本は、前2作で脚本を手掛けたケリー・マーセル。ハーディのほかに、ジュノー・テンプル、リス・エヴァンスなどのキャスト。記者のエディとヴェノムは一心同体となって敵を倒していくが、新たな脅威が地球外から飛来し、激しい戦いが繰り広げられる。日本では11月1日から全国公開中で、初週末(11月1日~11月3日)の観客動員数が1位(興行通信社調べ)のヒットとなった。
3位「ヘレティック」
3位は「ヘレティック」(原題:Heretic)で興収137万8317ドル(約2億494万円)。
同作は、ヒュー・グランド主演のA24ホラー映画。二人の若い信心深い女性が、道行く人たちに「イエス・キリストについて学びたくないですか」と声をかけていくうちに、リー(ヒュー)の家にたどり着き、恐怖のゲームに巻き込まれるというストーリー。Hereticの意味は異端者。「ロメコメの帝王」ヒューがホラーの男に挑戦した話題作。監督・脚本は「ホーンテッド 世界一怖いお化け屋敷」(19)などを手掛けたスコット・ペックとブライアン・ウッズのコンビ。
4位「野生の島のロズ」
4位は「野生の島のロズ」(原題:The Wild Robot)で、興収93万ドル(約1億2188万円)だった。
同作は、2024年のピーター・ブラウンの『野生のロボット』シリーズを原作としたアメリカ合衆国のアニメーションSFサバイバル映画。船が難破して無人島に取り残されたロボットのROZZUM134(ロズ)が、過酷な環境を生き抜くため、島の動物たちと絆を深め、虎児となったが帖の赤ちゃんの親代わりになっていく。クリス・サンダースの監督・脚本で、ロズの声にルピタ・ニヨンゴのほかペドロ・パスカル、キット・コナー、キャサリン・オハラ、マーク・ハミルなどの出演。日本は2025年2月7日公開。
5位「コンクラーベ」
5位は前週4位の「コンクラーべ」(原題:Conclave)で、興収79万ドル(約1億2188万円)を記録した。
同作は、ロバート・ハリスの2016年の小説を原作にした、エドガー・バーガー監督によるミステリー・スリラー映画。ラルフ・ファインズ、スタンリー・トゥッチ、ジョン・リスゴー、セルジオ・カステリット、イザベラ・ロッセリーニなどのキャスト。トーマス・ローレンス枢機卿(ファインズ)が次期法王を選出するために法王コンクラーベを組織するが、数人の候補者の間で票が割れたため、ローレンスはそれぞれの候補者の秘密とスキャンダルを調査する。