ヒュー・グラント「HERETIC」(原題)で第82回ゴールデングローブ賞主演男優賞にノミネート

(2024年12月23日13:00)

ヒュー・グラント「HERETIC」(原題)で第82回ゴールデングローブ賞主演男優賞にノミネート
「HERETIC」(原題)のヒュー・グラント

”脱出サイコスリラー“「HERETIC」(原題)の主演を務めたヒュー・グラントが、 アカデミー賞の前哨戦となる第82回ゴールデングローブ賞にて主演男優賞(ミュージカル/コメディ部⾨)にノミネートされた。

同作は、2025 年 4 ⽉ 25 ⽇(⾦)よりハ ピネットファントム・スタジオの配給にて⽇本公開となる今年 3 ⽉の第 96 回アカデミー賞で国際⻑編映画賞・⾳響賞を受賞した『関⼼領域』や、昨年の第 95 回アカデミ ー賞で作品賞ほか 7 部⾨を受賞した『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』のほか数々の話 題作を世に送り出してきた映画スタジオ、A24。これまで、『ヘレディタリー/継承』 『ミッドサマー』『LAMB/ラム』『TALK TO ME トーク・トゥー・ミー』といった数々のスリラー、ホラー作品 で⼈々を恐怖に陥れてきた。そんな A24 が満を持して新たに解き放つのは、“脱出サイコ・スリラー”。

物語は、⼤⾬の中モルモン宣教師の若いシスター2 ⼈が、ある家に布教活動に訪れるところから始まる。2 ⼈を迎 えた男性は、⾬に濡れるから家の中で話しませんか?と問う。シスターたちは「男性のみが住んでいる家には⼊れないの」と断るが、男はこう返事をする。「妻がいるよ。パイは好きかい?妻が今オーブンに⼊れているよ」と。 その⾔葉を信じて家に⼊った 2 ⼈。しかしそこは、⼀度⼊ったら⼆度と出られない、恐ろしい仕掛けが張り巡ら された家だったー。

メガホンをとったのは、『クワイエット・プレイス』で脚本を⼿掛けたブライアン・ウッズ&スコット・ベックの コンビ。「ツイストがきいた華やかな脚本」(Vanity Fair)、「悪魔的な⾯⽩さ」(Entertainment Weekly)、「背筋が 凍る」(The Hollywood Reporter)、「観客を怖がらせるだけでなく、鑑賞後に思わず皆で会話をしたくなる」(Boston Globe)など、観客を驚かす先の読めない練り込まれた展開に絶賛が相次ぎ、ホリデーシーズンである 11 ⽉ 8 ⽇に北⽶で封切られ、初登場 2 位を記録した。

主演を務めるのは、『ラブ・アクチュアリー』『ノッティングヒルの恋⼈』『ブリジット・ジョーンズの⽇記』シリ ーズなどで知られる、元祖“ロマンティック・コメディの帝王”ヒュー・グラント。
本作では、その温厚でウィット に富んだ魅⼒を完全に封印。天才的な IQ を誇り、全ての宗教に精通しているという謎の男ミスター・リードを怪 演。パブリックイメージとの⼤きすぎるギャップが話題を集めており、「ヒュー・グラントが死ぬほど恐ろしい」(Rolling Stones)、「『パディントン2』を⼆度と同じようには観られないだろう」(Time Out)、などと、映画史 に刻まれるほどの強烈な存在感を⾒せつけている。
そして、⽇本時間の 12 ⽉ 9 ⽇にアカデミー賞の前哨戦としても注⽬度の⾼い第82回ゴールデングローブ賞 のノミネート作品が発表され、本作より、ヒュー・グラントが最優秀主演男優賞(ミュージカル/コメディ部⾨) にノミネートとなった。ヒューのノミネートは映画部⾨では 2017 年の『マダム・フローレンス! 夢⾒るふたり』 以来、5 年ぶり 5 度⽬。グラントのキャリア史上、最も印象に残る演技の⼀つになるだろう。」(San Francisco Chronicle)とも評された彼が、1995 年の『フォー・ウェディング』10 年ぶり 2 度⽬の授賞となるか注⽬が集まる。第82回ゴールデングローブ賞の授賞式は、⽇本時間 2025 年 1 ⽉ 6 ⽇(⽉)午前 10 時より開催。

【クレジット】
監督/脚本:スコット・ベック、 ブライアン・ウッズ
キャスト:ヒュー・グラント、ソフィー・サッチャー、クロエ・イースト
原題:Heretic|2024 年|アメリカ・カナダ|字幕翻訳:松浦美奈
配給:ハピネットファントム・スタジオ
公式 HP:https://happinet-phantom.com/heretic/
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2025 年、4 月 25 日 (金) TOHO シネマズ 日比谷ほか全国公開