北米週末興行 1位「ザ・アウトロー2」、2位「ライオン・キング:ムファサ」

(2025年1月12日11:00)

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「ザ・アウトロー2」(米国の公式サイトから)

北米週末興行は1月10 日金曜日(現地時間)、「ザ・アウトロー2」が興行収入585万ドルで1位になった。2位は、前週1位だった「ライオン・キング:ムサファ」だった。

1位「ザ・アウトロー2」
米興行サイトBox Office Mojoによると、10日の北米興行収入は同日公開された「ザ・アウトロー2」(原題:Den of Thieves 2)が興収585万ドル(約9億2200万円)で1位になった。
同作は、犯罪が多発する米ロサンゼルスの街を舞台に、刑事たちと強盗団が繰り広げる激しい攻防を描いたアクションサスペンス「ザ・アウトロー」(2018年)の続編。「Den of Thieves」は「泥棒の巣窟」の意味。ジェラルド・バトラーとオシェア・ジャクソン・ジュニアが前作に引き続き出演し、クリスチャン・グデガストが再び脚本と監督を務める。2003年にアントワープで起きたダイヤモンド強盗事件にインスパイアされた続編は、ヨーロッパを舞台に、バトラー演じるロサンゼルス郡保安局の銃犯罪特捜班のニックが、世界最大のダイヤモンド取引所で強盗を企てるドニー(ジャクソン)を追跡する。

2位「ライオン・キング:ムサファ」
2位は昨年12月20日公開された「ライオン・キング:ムサファ」(原題:Mufasa:The Lion King)で興収292万3000ドル(約4億6000万円)。
同作は、1994年のアニメ映画「ライオン・キング」の2019年実写版リメイク作品の前日譚で続編となるフォトリアルなアニメーション映画。
タンザニアのプライド・ランドを舞台に、マンドリルのラフィキが、ムファサの孫で、シンバとナラの娘であるキアラに2頭のライオン、ムファサとタカの期限の物語を語る。声の出演は、アーロン・ピエール、ケルヴィン・ハリソン・Jr、セス・ローゲンのほかビヨンセと娘のブルー・アイビー・カーターも参加している。監督はアカデミー賞作品賞を受賞した「ムーライト」などのバリー・ジェンキンス。昨年12月20日、日米同時公開された。

3位「ソニック×シャドウTOKYO MISSION」
3位は「ソニック×シャドウTOKYO MISSION」で興収は218万ドル(約3億4000万円)だった。
同作は映画「ソニック・ザ・ムービー」シリーズの最新作で、セガとソニックの”母国”日本に凱旋。ソニックが新たに登場する人気キャラクター、シャドウと共に、超音速アクションアクションを展開する。東京湾に浮かぶ監獄島に幽閉されていた闇のダークヒーロー「シャドウ」は長い眠りから目覚め、日本を象徴するランドマーク・シティ「東京・渋谷」に降臨。チームソニックが、スクランブル交差点のど真ん中でシャドウと対峙する。日本は昨年12月27日公開。

4位「吸血鬼ノスフェラトゥ」
4位は前週と同じホラー映画「吸血鬼ノスフェラトゥ」(原題:Nosferatu)で興収195万ドル(約3億700万円)。
同作は、吸血鬼映画の原点といわれるドイツのサイレント映画「吸血鬼のスフェラトゥ」(1922)、1978年のヴェルナー・ヘルツォーク監督のリメイクに続く、ロバート・エガ―ス監督による現代版リメイク。吸血鬼をホラー映画「IT/イット “それ“が見えたら、終わり。」シリーズで殺人ピエロを演じたブル・スカルスガルドが演じている。ほかにウィレム・デフォー、ジョニー・デップの娘のリリー=ローズ・デップ、ニコラス・ホルト、エマ・コリン、アーロン・テイラー=ジョンソンといった豪華キャストで、19世紀にのドイツを舞台に吸血鬼の恐怖のドラマを描く。

5位「Game Changer」
5位は「Game Changer」の興収150万ドル(約2億3600万円)だった。
同作は、インドのテルグ語のポリティカル・アクション映画。「RRR」(21)、「ザ・フェイス」〈18〉などで日本でも人気のラ―ム・チャラン主演。AIS(全インド公務職)の誠実な将校(チャラン)が、公正で透明な選挙を通じて、悪徳政治家(S・J・スーリヤ)による腐敗した政治システムと闘う姿を描く監督はS・シャンカル。