レア・セドゥ主演&鬼才ベルトラン・ボネロ監督
「けものがいる」 ポスタービジュアル・予告編・場面写真 解禁

(2025年1月31日11:30)

レア・セドゥ主演&鬼才ベルトラン・ボネロ監督「けものがいる」 ポスタービジュアル・予告編・場面写真 解禁
「けものがいる」 ポスタービジュアル

第80回ヴェネチア国際映画祭コンペティション部門での上映が話題となった「La bête」(原題)が、邦題「けものがいる」として、4月25日にヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷他にて全国順次公開されることが決定して、ポスタービジュアル、予告編、場面写真が解禁になった。

ヨルゴス・ランティモス監督の『哀れなるものたち』を始め、世界中から選りすぐりの話題作が集結した第80回ヴェネチア国際映画祭の公式批評スコアで一位を獲得し絶賛された話題作が日本公開になる。
本作は『SAINT LAURENT サンローラン』、『メゾン ある娼館の記憶』などでカンヌ国際映画祭コンペティション部門に選出された実績を持ち、現代のフランス映画界で最も独創性豊かなフィルムメーカーのひとりである鬼才ベルトラン・ボネロ監督が、イギリスの文豪ヘンリー・ジェームズの傑作中編小説「密林の獣」を自由かつ大胆に翻案。近未来をクールに映像化した2044年、35ミリフィルムで撮影された1910年、実際の事件にインスパイアされた2014年と、3つのコンセプトの世界観を驚くべき手腕で緻密に構築した。

レア・セドゥ主演&鬼才ベルトラン・ボネロ監督「けものがいる」 ポスタービジュアル・予告編・場面写真 解禁
「けものがいる」場面写真
レア・セドゥ主演&鬼才ベルトラン・ボネロ監督「けものがいる」 ポスタービジュアル・予告編・場面写真 解禁
レア・セドゥ主演&鬼才ベルトラン・ボネロ監督「けものがいる」 ポスタービジュアル・予告編・場面写真 解禁
レア・セドゥ主演&鬼才ベルトラン・ボネロ監督「けものがいる」 ポスタービジュアル・予告編・場面写真 解禁
レア・セドゥ主演&鬼才ベルトラン・ボネロ監督「けものがいる」 ポスタービジュアル・予告編・場面写真 解禁

主人公ガブリエルを演じたのは、ヨルゴス・ランティモス、ウェス・アンダーソン、グザヴィエ・ドラン、デヴィッド・クローネンバーグ、ミア・ハンセン=ラヴといった名だたる個性派監督たちから愛され、『007』シリーズや『デューン 砂の惑星PART2』などのハリウッド大作でも知られる国際的スターのレア・セドゥ。
相手役には当初ギャスパー・ウリエルが決定していたが、2022年1月に不慮の事故で急逝したことで、『1917 命をかけた伝令』のジョージ・マッケイにルイ役が託された。

ボネロ監督は時代ごとにまったく異なるルイを見事に演じ分けたマッケイを「天才」と絶賛し、本作をウリエルに捧げている。共同プロデューサーには『マティアス&マキシム』の監督や俳優としても活躍するグザヴィエ・ドランが名を連ね、声の出演も果たしている。

この度、魅惑的な美しさと繊細な感情表現でガブリエルを体現したレア・セドゥの強い眼差しが印象的なスタイリッシュなポスタービジュアルと、美しいシーンの数々が切り取られた場面写真が解禁となった。
また、AIに管理された2044年のディストピア、華麗でシックな1910年のコスチューム・プレイ、ガラス張りの豪邸で繰り広げられる2014年のスリラー劇、100年以上の時を超えて転生を繰り返す男女の数奇な運命を、スリルとロマンで魅せる予告編も解禁となった。

海外評では、「贅沢な映画体験」(THE GUARDIAN ★★★★★ ) 、「壮大なSF叙事詩(INDIEWIRE ★★★★)、「傑作」(IONCINEMA ★★★★★)、「恐れを煽るロマンティック・スリラー」(THE HOLLYWOOD REPORTER ★★★★)などと絶賛されている。

【ストーリー】
その選択は、愛か、恐れか――人間が<感情の消去>をした世界で、何が起きるのか。2044年、AI中心の社会で人間の感情は不必要とされ、有意義な仕事を得るには<感情の消去>をしなければならなかった。孤独な女性ガブリエル(レア・セドゥ)は<感情の消去>に疑問を抱きながらも、仕事に就くために浄化を決意する。そして、トラウマとなった前世—1910年、2014年へ遡り、それぞれの時代で青年ルイ(ジョージ・マッケイ)と出会い惹かれていくが、「何かが起きる」という強い恐れに苛まれる…。

【クレジット】
監督・脚本・音楽:ベルトラン・ボネロ(『SAINT LAURENT/サンローラン』) ヘンリー・ジェイムズ「密林の獣」を自由に翻案 
共同プロデューサー:グザヴィエ・ドラン
出演:レア・セドゥ『デューン 砂の惑星 PART2』、ジョージ・マッケイ『1917 命をかけた伝令』、ガスラジー・マランダ『サントメール ある被告』、 グザヴィエ・ドラン(声) 『マティアス&マキシム』
原題:La bête/2023年/フランス・カナダ/ 仏語・英語 /ビスタ/5.1ch/ 146分/字幕:手束紀子/配給:セテラ・インターナショナル
©Carole Bethuel
4/25(金)ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開