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映画
北米週末興行 1位ホラー映画「ハート・アイズ」 2位「ドッグマン」
(2025年2月9日11:20)

北米週末興行は2月7日金曜日(現地時間)、初登場のホラー映画「ハート・アイズ」が興行収入370万ドルを記録して1位になった。2位はアニメ映画「ドッグマン」だった。
1位「ハート・アイズ」
米興行サイトBox Office Mojoによると、7日の北米興行収入は同日公開された「ハート・アイズ」(原題:Heart Eyes)が興収360万ドル(約億7600万円)で1位になった。
ここ数年、バレンタインデーにロマンチックなカップルをストーキングして殺害し大惨事を巻き起こしてきた、殺人鬼「ハート・アイズ・キラー」が今年も現われ血のバレンタインデーをもくろむというホラー映画。
監督は「さらば! 2021 」(21)、「人狼ゲーム 夜になったら最後」(22)などのジョシュ・ルーベンで、オリビア・ホルト、メイソン・グッディング、ジジ・ズンバド、ミカエラ・ワトキンス、デヴォン・サワ、ジョーダナ・ブリュースターが出演している。
2位「ドッグマン」
2位は前週1位のアニメ映画「ドッグマン」(原題:Dog Man)で興収324万ドル(約4億9000万円)だった。
警官ナイトと犬のグレッグが、OKシティを恐怖に陥れている超悪玉の猫ビーティーを追跡中に、爆弾を仕掛けられ瀕死の重傷を負う。医師はグレッグの頭をナイトの体に取り付け、ドッグマンと呼ばれる犬と人間のハーフとして、再びビーティーに立ち向かうという内容。
原作はデイヴ・ピルキーの漫画「ドッグマン」で、が監督・脚本ピーター・ヘイスティングス。声の出演はピート・デイビッドソン • リル・レル・ハウリー • アイラ・フィッシャー • ポピー・リュー • スティーヴン・ルート • ビリー・ボイド • リッキー・ジャーヴェイス など。
3位「ラブ・ハーツ」
3位は、「ラブ・ハーツ」(原題:Love Hurts)の興収262万ドル(約3億9700万円)だった。
「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」(22)でアカデミー賞助演男優賞を受賞したキー・ホイ・クァンと、「ウエスト・サイド・ストーリー」(21)でアカデミー賞助演女優賞を受賞したアリアナ・デボーズ共演のアクションコメディ。
クァン演じる主人公の不動産業者マーヴィン・ゲイブルは、元相棒のローズから不吉なメッセージを受け取ったことをきっかけに生活が一変する。ローズは犯罪王ナックルズから金を盗んで追われる身で、ゲイブルもナックルズの手下たちから追われることになる。監監督は「ブラック・パンサー」〈18〉、「フォール・ガイ」(24)の助監督・俳優のジョナサン・エウセビオ。
4位「ビカミング・レッド・ツェッペリン」
4位は「ビカミング・レッド・ツェッペリン」(原題:Becoming Led Zeppelin)で
興収130万ドル(約1億9700万円)だった。
伝説のロックバンド、レッド・ツェッペリンのオフィシャル・ドキュメンタリー映画。監督はエミー賞と英国アカデミー賞にノミネートされた「アメリカン・エピック」(22)のバーナード・マクマホン。バンドの全面協力を得て制作された作品で、ツェッペリンが伝記ドキュメンタリーに参加することに同意したのはこれが初めて。2021年の第78回ヴェネツィア映画祭で上映され10分間のスタンディングオベーション出迎えられた。ジミー・ペイジ、ジョン・ポール・ジョーンズ、ロバート・プラントの3人が、初めて一緒に演奏した時のことなどを回想している。
5位「コンパニオン」
2位はホラー映画「コンパニオン」(原題:Companion)で興収は105 万ドル(約1億6000万円)だった。
SFホラーコメディ映画で、若いカップルのアイリスとジョシュは、週末に友人たちと人里離れた湖畔の別荘に出かけるが、別荘の所有者が湖でアイリスをレイプしようとするが、アイリスは彼を殺害してしまう。アイリスが実はアンドロイドのコンパニオン・ロボットであることが明らかになり、混乱と恐怖に陥る。
アイリスにソフィー・サッチャー、ジョシュにジャック・クエイドのほか、ルーカス・ケイジ、メーガン・スリなどのキャストで、ドラマ「フェイキング・イット~噂にカップル!?~」(14~15)に脚本を手掛けたドリュー・ハンコックが脚本・監督を担当している。