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映画
北米週末興行 1位「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」 2位「パディントン 消えた黄金郷の秘密」
(2025年2月16日10:45)

北米週末興行は2月14日金曜日(現地時間)、初登場のホラー映画「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」が興行収入4000万ドルを記録して1位になった。2位は「パディントン 消えた黄金郷の秘密」だった。4位に中国の人気アニメ映画「ナタ2」がランクインした。
1位「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワール」
米興行サイトBox Office Mojoによると、14日の北米興行収入は同日公開された「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」(原題:Captain America:Brave New World)が興収4000万ドル(約60億9000万円)の大ヒットを記録して1位になった。
マーベル・コミックス原作のスーパー・ヒーロー映画「キャプテン・アメリカ」シリーズの4作目。主演はクリス・エヴァンスに代わり新たにアンソニー・マッキーが務める。監督はジュリアス・オナー。”キャプテン・アメリカ“を襲名したファルコンことサム・ウィルソンは、米大統領のサディアス・E・”サンダーボルト“・ロスと面会し、世界的な規模の事件の渦中にいることを知る。ロスが開く国際会議でテロ事件が発生し、世界大戦の危機に発展する中、キャプテン・アメリカが新たな陰謀脅威に立ち向かう。(2月14日、日米同時公開)
2位「パディントン 消えた黄金郷の秘密」
2位はこれも初登場の「パディントン 消えた黄金郷の秘密」(原題:Paddington in Peru)で興収513億5000万ドル(約7億8700万円)だった。
マイケル・ボンド原作の児童文学「くまのパデイントン」を題材にした映画「パデイントン」シリーズの第3作目。パデイントンとブラウン一家は、老クマホームで隠居生活を送るルーシー叔母さんに会うために、パデイントンの故郷ペルーを訪れが、おばさんは冒険に出たらしいことを知り広大なジャングルへと向かう。ヒュー・ボネヴィル、エミリー・モーティマー、ベン・ウィショー、イメルダ・フィルムズなどの出演。(日本は5月9日公開)
3位「ハート・アイズ」
3位は前週1位の「ハート・アイズ」(原題:Heart Eyes)で興収490万ドル(約7億5000万円)だった。
ここ数年、バレンタインデーにロマンチックなカップルをストーキングして殺害し大惨事を巻き起こしてきた、殺人鬼「ハート・アイズ・キラー」が今年も現われ血のバレンタインデーをもくろむというホラー映画。
監督は「さらば! 2021 」(21)、「人狼ゲーム 夜になったら最後」(22)などのジョシュ・ルーベンで、オリビア・ホルト、メイソン・グッディング、ジジ・ズンバド、ミカエラ・ワトキンス、デヴォン・サワ、ジョーダナ・ブリュースターが出演している。
4位「ナタ2」
4位は初登場の「ナタ2」(原題:Ne Zha2)で興収310万ドル(約4億7000万円)だった。
中国のアニメーション・ファンタジー・アドベンチャー映画「ナタ」(原題:Ne Zha)(19)の続編。時事通信の「JIJI.COM」(2月8日)によると、中国のアニメ映画『哪吒之魔童閙海(Ne Zha /ナタ2)』は6日午後4時までに興行収入が60億元(約1300億円)を超え、2021年公開の『長津湖(長津湖の戦い)』が樹立した57億7500万元(約1200億円)を更新し、中国映画史上の興行収入第1位に踊り出た。ナタは『西遊記』や『封神演義』などに登場する子供の姿の英雄。『ナタ2』は、2019年公開の『哪吒之魔童降世(ナタ~魔童降臨~)』の続編として1月29日に公開されて以来、興行収入が急上昇し、春節期間に公開された映画の中で最も人気の作品となった。
5位「ドッグマン」
5位はアニメ映画「ドッグマン」(原題:Dog Man)で興収277万ドル(約4億2500万円)だった。
警官ナイトと犬のグレッグが、OKシティを恐怖に陥れている超悪玉の猫ビーティーを追跡中に、爆弾を仕掛けられ瀕死の重傷を負う。医師はグレッグの頭をナイトの体に取り付け、ドッグマンと呼ばれる犬と人間のハーフとして、再びビーティーに立ち向かうという内容。
原作はデイヴ・ピルキーの漫画「ドッグマン」で、が監督・脚本ピーター・ヘイスティングス。声の出演はピート・デイビッドソン、リル・レル・ハウリー、アイラ・フィッシャー、ポピー・リュー、スティーヴン・ルート、ビリー・ボイド、リッキー・ジャーヴェイス など。