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映画
北米週末興行 「Mr.ノボカイン」初登場1位 2位に「ブラック・バッグ」
(2025年3月16日11:30)

北米週末興行は3月14日金曜日(現地時間)、同日公開された「Mr.ノボカイン」が興行収入390万ドルを記録して初登場1位になった。2位も初登場の「ブラック・バッグ」だった。
1位「Mr.ノボカイン」」
米興行サイトBox Office Mojoによると、3月14日の北米興行収入は「Mr.ノボカイン」が興行収入390万ドル(5億8000万円)を記録して初登場1位になった。
同作は、痛みを全く感じない”無痛の男”Mr.ノボカインが主人公の痛快アクション映画。
マジメな銀行員としてごく普通の人生を歩んできたMr.ノボカインだったが、ある日大切な彼女が銀行強盗の人質にとられてしまう。肉体的な痛みを感じることができない男は、その珍しい体質を、彼女を救出する戦いにおいて思いがけない利点に変える。
ノボカインに人気テレビシリーズ「ザ・ボーイズ」のジャック・クエイド。Mr.ノボカインの“バディ”に「スパイダーマン」シリーズの“バディ”、ネッド役でおなじみのジェイコブ・バタロン。ほかにアンバー・ミッドサンダー、レイ・ニコルソン、ジェイコブ・バタロンなどのキャスト。日本は6月20日公開。
2位「ブラック・バッグ」

2位は、スティーブン・そだーバーグ監督のスパイスリラー映画「ブラック・バッグ」(原題:Black Bag)で興収278万ドル(約4億1000万円)だった。
諜報員キャサリン・ウッドハウスが国家への裏切りを疑われたとき、彼女の夫(伝説的な諜報員でもある)は、結婚に忠誠を誓うか、それとも国に忠誠を誓うかという究極の試練に直面する。
ケイト・ブランシェットとマイケル・ファスベンダーが主演を務め、レゲ=ジャン・ペイジ、マリサ・アベーラ、ナオミ・ハリス、トム・バーク、ピアース・ブロスナンなどのキャスト。
3位「ミッキー17」
3位はポン・ジュノ監督のハリウッド映画「ミッキー17」(原題:Mickey17)で興収220万ドル(約3億3000万円)だった。
「パラサイト 半地下の家族」(19)で第72回カンヌ国際映画祭の最高賞パルム・ドールを受賞。さらに第92回アカデミー賞で作品賞、監督賞、脚本賞、国際長編映画賞を受賞する歴史的快挙を成し遂げた韓国のポン・ジュの監督が、エドワード・アシュトンの小説「ミッキー7」(22)を映画化した。労働が搾取される近未来に、死後も新たな肉体を得て再生する任務を帯びた使い捨てワーカーの主人公・ミッキーが、過酷な任務で命を落として何度も生き返るなか、自分のコピーが現れたことがきっかけで権力者たちに反撃する。
ミッキーに「トワイライト」シリーズ、「TENET テネット」(20)、「THE BATMANーザ・バットマンー」(22)などのロバート・パティンソンのほか、「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」(19)などのナオミ・ワッキー、スティーヴン・ユアン、トニ・コレット、マーク・ラファロなどのキャスト。日本は3月28日公開。
4位「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」
4位は「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」(原題:Captain America:Brave New World)で、興収150万ドル(約2億2000万円)だった。
マーベル・コミックス原作のスーパー・ヒーロー映画「キャプテン・アメリカ」シリーズの4作目。主演はクリス・エヴァンスに代わり新たにアンソニー・マッキーが務める。監督はジュリアス・オナー。”キャプテン・アメリカ“を襲名したファルコンことサム・ウィルソンは、米大統領のサディアス・E・”サンダーボルト“・ロスと面会し、世界的な規模の事件の渦中にいることを知る。ロスが開く国際会議でテロ事件が発生し、世界大戦の危機に発展する中、キャプテン・アメリカが新たな陰謀脅威に立ち向かう。(2月14日、日米同時公開)
5位「The Day the Earth Blew Up:A looney Tunes Movie」

5位はSFコメディ・アニメ「The Day the Earth Blew Up:A looney Tunes Movie」で興収105万ドル(約1億5000万円)だった。
ダフィー・ダックとポーキー・ピッグがエイリアンの陰謀から地球を救おうとする姿を描く。ピート・ブラウンガードの長編監督デビュー作で、ダフィー・ダックとポーキー・ピッグ役にエリック・バウザのほかに、キャンディ・ミロ、ピーター・マクニコルなどが声の出演をしている。