北米週末興行 「白雪姫」初登場1位 3位にロバート・デ・ニーロ主演「アルト・ナイツ」

(2025年3月23日10:30)

北米週末興行 「白雪姫」初登場1位 3位にロバート・デ・デニーロ主演「アルト・ナイツ」
「白雪姫」(日本版公式サイトから)

北米週末興行は3月23日金曜日(現地時間)、同日公開された「白雪姫」が興行収入1600万ドルの大ヒットを記録して初登場1位になった。ロバート・デ・ニーロ主演の実録マフィア映画「アルト・ナイツ」が初登場3位にランクインした。

1位「白雪姫」

米興行サイトBox Office Mojoによると、3月23日の北米興行収入は「白雪姫」が興行収入1600万ドル(23億9000万円)を記録して初登場1位になった。

ディズニー初の長編アニメ映画「白雪姫」を実写化したミュージカル映画。雪のように純粋な心を持つ白雪姫は、人々が幸せに暮らす希望に満ちた王国を取り戻すこと願っていたが、邪悪な女王によって、王国は闇に支配されていた。女王は、白雪姫の純粋な美しさに嫉妬し、彼女の命を狙うが、不思議な森で出会った7人のこびとたちや、城の外の世界へいざなってくれたジョナサンに救われ、仲間たちと力を合わせ、白雪姫が奇跡を起こす。
白雪姫に「ウエスト・サイド・ストーリー」のレイチェル・ゼグラー、邪悪な女王に「ワンダーウーマン」のガル・ギャドット、白雪姫の運命の人ジョナサンをアンドリュー・バーナップが演じる。監督は「アメイジング・スパイダーマン」シリーズのマーク・ウェブ。日本も21日に公開された。

2位「ブラック・バッグ」

北米週末興行 「白雪姫」初登場1位 3位にロバート・デ・デニーロ主演「アルト・ナイツ」
「ブラック・バッグ」(米国版ポスタービジュアル)

2位は、スティーブン・ソダーバーグ監督のスパイスリラー映画「ブラック・バッグ」(原題:Black Bag)で興収125万ドル(約1億8600万円)だった。
諜報員キャサリン・ウッドハウスが国家への裏切りを疑われたとき、彼女の夫(伝説的な諜報員でもある)は、結婚に忠誠を誓うか、それとも国に忠誠を誓うかという究極の試練に直面する。
ケイト・ブランシェットとマイケル・ファスベンダーが主演を務め、レゲ=ジャン・ペイジ、マリサ・アベーラ、ナオミ・ハリス、トム・バーク、ピアース・ブロスナンなどのキャスト。

3位「アルト・ナイツ」

北米週末興行 「白雪姫」初登場1位 3位にロバート・デ・デニーロ主演「アルト・ナイツ」
「アルト・ナイツ」(米国版ポスタービジュアル)

3位は、ロバート・デ・ニーロ主演の「アルト・ナイツ」(原題:The Alto Knights)で、興収117万ドル(1億7400万円)だった。
バリー・レヴィンソン監督、ニコラス・ピレッジ脚本による2025年のアメリカの伝記犯罪ドラマ映画。主演のロバート・デ・ニーロは1950年代のマフィアのボス、ヴィト・ジェノヴェーゼとフランク・コステロを二役で演じ、ほかにデブラ・メッシング、コスモ・ジャービス、カトリーヌ・ナルドゥッチ、マイケル・リスポリが出演している。
マフィアのトップ、ヴィトとフランクの権力闘争は、ヴィトがフランクを殺すよう命じたことから公然の抗争へと発展する。かろうじて生き残ったフランクは、ヴィトーから自分と家族を守ると同時に、マフィアからの引退を画策する。

4位「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」

4位は「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」(原題:Captain America:Brave New World)で、興収110万ドル(約1億6400万円)だった。
マーベル・コミックス原作のスーパー・ヒーロー映画「キャプテン・アメリカ」シリーズの4作目。主演はクリス・エヴァンスに代わり新たにアンソニー・マッキーが務める。監督はジュリアス・オナー。”キャプテン・アメリカ“を襲名したファルコンことサム・ウィルソンは、米大統領のサディアス・E・”サンダーボルト“・ロスと面会し、世界的な規模の事件の渦中にいることを知る。ロスが開く国際会議でテロ事件が発生し、世界大戦の危機に発展する中、キャプテン・アメリカが新たな陰謀脅威に立ち向かう。(2月14日、日米同時公開)

5位「ミッキー17」

5位はポン・ジュノ監督のハリウッド映画「ミッキー17」(原題:Mickey17)で興収107万5000ドル(約1億6000万円)だった。
「パラサイト 半地下の家族」(19)で第72回カンヌ国際映画祭の最高賞パルム・ドールを受賞。さらに第92回アカデミー賞で作品賞、監督賞、脚本賞、国際長編映画賞を受賞する歴史的快挙を成し遂げた韓国のポン・ジュの監督が、エドワード・アシュトンの小説「ミッキー7」(22)を映画化した。労働が搾取される近未来に、死後も新たな肉体を得て再生する任務を帯びた使い捨てワーカーの主人公・ミッキーが、過酷な任務で命を落として何度も生き返るなか、自分のコピーが現れたことがきっかけで権力者たちに反撃する。
ミッキーに「トワイライト」シリーズ、「TENET テネット」(20)、「THE BATMANーザ・バットマンー」(22)などのロバート・パティンソンのほか、「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」(19)などのナオミ・ワッキー、スティーヴン・ユアン、トニ・コレット、マーク・ラファロなどのキャスト。日本は3月28日公開。