「アンジェントルメン」 第二次世界大戦の実話に基づく壮絶スパイアクション映画

ジェームズ・ボンドのモデルといわれ、スパイチームを率いて破天荒な作戦を実行する主人公のガス少佐役に、「コードネームU.N.C.L.E」に続いてガイ・リッチーとタッグを組む「マン・オブ・スティール」などのヘンリー・カヴィル。
ナチス将校をエレガントな色仕掛けで籠絡しようとする紅一点の腕利きスナイパーには『ベイビー・ドライバー』『パーフェクト・ケア』「三体」のエイザ・ゴンザレス。
チームでいちばんの若手ヘイズを演じるのはヒーロー・ファインズ・ティフィン。彼はレイフ・ファインズの甥で「ハリー・ポッター」シリーズではトム・リドル役（ヴォルデモート卿の少年時代）を演じていて、ガイ・リッチーが手掛ける予定のAmazonプライムドラマ『ヤング・シャーロック』のシャーロック役にも決定している若手注目株。
また『マジック・マイク』の準主役アダムを演じたアレックス・ペティファー、『クレイジー・リッチ』でシンガポールの裕福な好青年を演じたヘンリー・ゴールディング、『DUNE 砂の惑星』で主人公の見るビジョンに登場するジャミスを演じたバブス・オルサンモクン。また、弓矢の名手で、鋼のマッスルボディで職人のごとく鮮やかに敵をバタバタ倒していくアンダース・ラッセン役にアラン・リッチソンなどのキャスト。

実話に基づいているだけにリアルで、大戦中の歴史的秘話が明かされているのも見どころになっている。
原題は「The Ministry of Ungentlemanly Warfare」(非紳士的な戦争省）で、戦闘員たちのナチスに対する”非紳士的な戦い”（Ungentlemannly　Warfare）が第二次大戦の戦局を変え、その後の非合法作戦の原型になったといわれる。

【ストーリー】
第二次世界大戦中の1942年、イギリスはナチス・ドイツ軍の空爆などの猛攻で陥落の危機に追い込まれていた。そうしたなか、ガス少佐（ヘンリー・カヴィル）は特殊作戦執行部に召喚され、ガビンズ准将「M」（ケイリー・エルウェス）とその部下イアン・フレミング（フレディ・フォックス）から極秘の任務を命じられる。北大西洋上において魚雷攻撃で猛威を振るっていたドイツの潜水艦Uボートを、英国軍にもナチスにも見つからず無力化するという至難の任務だった。腕が立つならず者のメンバーを集めて漁師を装い現地に向かい、美貌の潜入工作員マージョリー（エイザ・ゴンザレス）、RH（バブス・オルサンモクン）らとともに極秘作戦に向けて準備を進めていくが、予想外の展開が待ち受ける。

【クレジット】
製作：ジェリー・ブラッカイマー
監督：ガイ・リッチー
キャスト：ヘンリー・カヴィル、エイザ・ゴンザレス、アラン・リッチソン、ヘンリー・ゴールディング、 アレックス・ぺティファ―、ケイリー・エルウェス、ティル・シュヴァイガー
原作：ダミアン・ルイス著 “Churchill’s Secret Warriors: The Explosive True Story of the Special Forces Desperadoes of WWII”
原題：The Ministry of Ungentlemanly Warfare/字幕：牧野琴子
配給：KADOKAWA
2024/アメリカ・イギリス/120分/シネスコ/カラー/5.1ch/G
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4月4日（金）より全国ロードショー