-
映画
映画「リライト」池田エライザ主演の”タイムリープ×青春ミステリ”
(2025年6月18日16:00)

「アズミ・ハルコは行方不明」などの松居大悟監督と劇団ヨーロッパ企画主宰の上田誠(脚本)がタッグを組んで、池田エライザほかのキャストで、タイムリープと青春ミステリを描いた映画「リライト」が13日、公開になった。
「ワンダフルワールドエンド」(14)、「私たちのハァハァ」(15)、「アズミ・ハルコは行方不明」(16)など数多くの青春映画で若い世代から圧倒的な支持を集める松居大悟監督と、劇団ヨーロッパ企画主宰の劇作家・演出家・脚本家・構成作家の上田誠が初めてコンビを組んで、“SF史上最悪のパラドックス”と評判を呼んだ法条遥のSF小説「リライト」(ハヤカワ文庫)を映画化した。
池田エライザが300年後の未来からやってきた保彦に恋する主人公の美雪を演じる。美雪のクラスメイトに橋本愛、久保田紗友、倉悠貴ら実力派が集結し、2つの年齢(2019年の現在と10年前の高校時代)を鮮やかに演じ分ける。保彦役には、本作が映画初出演となる阿達慶がオーディションで抜擢された。









【STORY】
高校3年の夏、転校生の保彦がやってきた。彼は、ある小説を読み、憧れて、300年後からタイムリープしてきた未来人だった。秘密を分け合った美雪は、彼と時間を重ねていくうちに恋に落ちた。7月21日、運命が大きく動く。未来人の彼からもらった薬を使って、10年後の自分に会うためタイムリープする美雪。未来の美雪は1冊の本を見せ、「あなたが書く小説。…絶対書ける。私に書けたんだから」と言葉をかける。それは、未来で彼が出会う小説―、「私が書く!?」
タイムリープから戻った美雪は、未来へと帰っていく彼を見送った。「この夏の彼と私の物語を書き、必ず時間のループを完成させる」という約束を交わし―。10年後、小説家になった美雪は、ようやく出版にこぎつけたあの物語を手に帰省する。10年前からやってくる自分に見せるために。運命の日、いくら待っても高校生の美雪は来なかった。なぜ来なかった??謎を探る中で同窓会に参加するが、やがて同級生から驚愕の真実を告げられるのだった―。
【見どころ】
現在(2019年)と10年前の高校時代の2つの時間を行き来するタイムリープの面白さと、300年後から美雪の高校時代にやってきた未来人・保彦の転校生の保彦の謎めいた行言動や、後半で明かされる保彦のある秘密が奇想天外で、タイムリープものとしてはミステリ-が絡んで異色の展開になっている。池田エライザが未来人の保彦に恋をするヒロインを繊細に演じ切り存在感を見せている。また保彦役の阿達慶が謎めいた未来人を、美雪のクラスメイト役で橋本愛、久保田紗友、倉悠貴らが好演して「タイムリープ×青春ミステリ」を盛り上げている。
松居監督が、大林宜彦監督のタイムリープ作品「時をかける少女」(1983年)をリスペクトしており、原作の舞台となる静岡県から、「時をかける少女」の舞台となった広島県尾道に移し、オール尾道ロケを行い現地の美しい風景が映える。
【クレジット】
出演:池田エライザ、阿達 慶、久保田紗友、倉 悠貴、山谷花純、大関れいか、森田 想、福永朱梨、若林元太、池田永吉、晃平、八条院蔵人、篠原 篤、前田旺志郎 / 長田庄平(チョコレートプラネット)、マキタスポーツ、町田マリー、津田寛治、尾美としのり、石田ひかり、橋本 愛
監督:松居大悟
脚本:上田 誠 (ヨーロッパ企画)
原作:法条 遥 「リライト」(ハヤカワ文庫)
主題歌:Rin音 「scenario」(ROOFTOP / ユニバーサル ミュージック)
音楽:森 優太
製作・配給:バンダイナムコフィルムワークス
©2025『リライト』製作委員会
https://rewrite-movie.jp/
X:@Rewrite_movie
Instagram:@rewrite_movie
6月13日(金)全国公開