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映画
映画「レオ:ブラッディ・スウィート」ヴィジャイ&カナガラージ監督タッグによるインド映画の新章
(2025年6月23日10:45)

「囚人ディリ」、「ヴィクラム」のローケーシュ・カナガラージ監督が、「マスター 先生が来る!」に続き再びヴィジャイとダッグを組んだ大ヒットクライム・アクション「レオ:ブラッディ・スウィート」が6月20日(金)から全国公開が始まり、本編映像が公開された。
今回公開された本編映像は、ヴィジャイ演じる主人公の登場シーン。インド北部の街でカフェを営む動物保護活動家のパールティバンのもとに、森林レンジャーのジョシから緊急の電話が入る。街にハイエナが入り込み、人々を襲っているというのだ。息子を学校に送る途中だったパールティバンは方向を変え、ジョシのもとに駆けつける。そのときハイエナは小学校内に侵入し、生徒たちに襲いかかる寸前だった。パールティバンはジョシとともに、ハイエナを抑え込もうと格闘する——。
このシーンで使われたハイエナの映像を手がけたのは、『ロボット2.0』(2018)や『RRR』(2021)で名高いシュリーニヴァース・モーハン。アクションの振付は、『マスター 先生が来る!』以外の全てのローケーシュ監督作品、また『K. G. F: Chapter 1』(2018)で国家映画賞も受賞している双子のアンバリヴが手掛けた。このハイエナは、ストーリー後半において、重要な役割をもち、再登場する。
本作は、タミル語ニューウェーブの映像作家の中でも群を抜くクールなアクションの作り手のローケーシュ・カナガラージが手がけた、『囚人ディリ』(2019)、『ヴィクラム』(2022)に続き、麻薬ギャングとの戦いを描く「ローケーシュ・シネマティック・ユニヴァース」(LCU)の第3作にして最新作となる。








【ストーリー】
インド北部、ヒマーチャル・プラデーシュ州シムラーに近いテオグの町。カフェを経営し、動物保護活動家でもあるタミル人のパールティバンは、妻と2人の子供とともに平穏な暮らしを営んでいた。しかしある時、シャンムガムが率いる凶悪な強盗団が一帯を荒らしまわり、夜にパールティバンのカフェに侵入する。レジの現金を渡してその場を収めようとするパールティバンだったが、女性スタッフと彼自身の娘に危害が及びそうになり、反撃に出る。驚くべき身体能力で5人の敵をあまりにも手際よく仕留めた彼に、周囲の人々は唖然とする。事件が大きく報道されると、彼を標的として複数の闇の勢力が動き始める。その中には彼を“レオ”と呼んでつけ狙う謎の男たちもいた。“レオ”とはいったい何者なのか?
【クレジット】
監督:ローケーシュ・カナガラージ
脚本:ローケーシュ・カナガラージ、ラトナ・クマール、ディーラジ・ヴァイディ
撮影:マノージ・パラマハムサー 音楽:アニルド 編集:フィローミン・ラージ
製作会社:セブンスクリーン・スタジオ
出演:ヴィジャイ、トリシャー・クリシュナン、サンジャイ・ダット、アルジュン・サルジャー
原題:LEO/2023年/タミル語/R15+/161分
© Seven Screen Studio
配給:SPACEBOX
6月20日(金)より新宿ピカデリーほかにて全国公開中