「富士山と、コーヒーと、しあわせの数式」 祖母と孫が紡ぐ家族のハートウォ―ミングな物語

(2025年10月27日13:30)

「富士山と、コーヒーと、しあわせの数式」 祖母と孫が紡ぐ家族のハートウォ―ミングな物語
「富士山と、コーヒーと、しあわせの数式」拓磨役の豆原一成㊧と祖母・文子役の市毛良枝

JO1の豆原一成と市毛良枝のW主演で孫と祖母とが軽やかに紡ぐ家族の物語「富士山と、コーヒーと、しあわせの数式」(中西健二監督)が24日、公開になった。

本作はグローバルボーイズグループJO1(ジェイオーワン)の最年少メンバー豆原と、44年ぶりの映画主演となる市毛のW主演で”夢に迷う孫”と”夢を見つけた祖母”を中心に、富士山とコーヒーとミステリアスな数式をキーワードにしてファミリーの絆を描く。

大学生の孫・拓磨にJO1のメンバーで、俳優として日曜劇場「海に眠るダイヤモンド」(24、TBS)や「BADBOYS‐THE MOVIE-](25)で映画初主演を務めた豆原一成。アクティブな祖母・文子を映画「ラーゲリより愛を込めて」(22)、「明日を綴る写真館」(24)など数多くのドラマ、映画、舞台で活躍し、本作が「青葉学園者があり」(82)以来44年ぶりの映画主演となる市毛良枝が演じる。
拓磨の母親で、文子に対して娘として微妙なわだかまりを抱えるシングルマザーの綾に酒井美紀。拓真の恋人・紗季に八木莉可子、そして、読書家で富士山が好きな文子の夫・偉志に「敵」(25)で第37回東京国際映画祭で最優秀男優賞を受賞した長塚京三などのキャスト。

「富士山と、コーヒーと、しあわせの数式」 祖母と孫が紡ぐ家族のハートウォ―ミングな物語
「富士山と、コーヒーと、しあわせの数式」 祖母と孫が紡ぐ家族のハートウォ―ミングな物語
「富士山と、コーヒーと、しあわせの数式」 祖母と孫が紡ぐ家族のハートウォ―ミングな物語
「富士山と、コーヒーと、しあわせの数式」 祖母と孫が紡ぐ家族のハートウォ―ミングな物語
拓磨の母親・綾役の酒井美紀
「富士山と、コーヒーと、しあわせの数式」 祖母と孫が紡ぐ家族のハートウォ―ミングな物語
大学の講義に出席する文子㊨と拓磨
「富士山と、コーヒーと、しあわせの数式」 祖母と孫が紡ぐ家族のハートウォ―ミングな物語
拓磨の恋人・紗季役の八木莉可子
「富士山と、コーヒーと、しあわせの数式」 祖母と孫が紡ぐ家族のハートウォ―ミングな物語
文子と夫・偉志役の長塚京三㊧
「富士山と、コーヒーと、しあわせの数式」 祖母と孫が紡ぐ家族のハートウォ―ミングな物語
㊧から八木莉可子、豆原一成、市毛良枝、酒井美紀

監督は、「この愛の物語」(86、舛田利雄監督)の助監督として業界入りし、2008年、第28回東京国際映画祭「日本映画・ある視点」出品作品「青い鳥」で映画監督デビュー。その後、藤沢周平原作で北川景子主演「花のあと」(09)、「恋する歯車」(13)、「二度目の夏、二度と会えない君」(17)、「大河への道」(22)などの中西健二。脚本を「サイレントラブ」(24)、「逆火」(25)のまなべゆきこが担当した。

【ストーリー】
大学生の拓磨(豆原一成)は、シングルマザーの母親・綾(酒井美紀)が海外出張でしばらく家を空けるため、祖母・文子(市毛良枝)と暮らすよう言い渡される。文子は亡くなった夫・偉志(長塚京三)との生活を回想しながら穏やかな日々を送っていた。コーヒーにこだわる拓磨は愛用の器具で丁寧に心を込めてコーヒーを入れて文子を喜ばせる。そうしたなか、拓磨は偉志の書斎で自分の大学の入学案内を見つける。それは偉志が遺した「結婚50周年」の文子へのサプライズだった。一歩踏み出し、大学の「生涯カレッジ」に申し込み、若い頃の夢だった「学び」の日々を謳歌する文子。一方、拓磨は夢に自信が持てず将来に悩む。そんな二人は、富士山が好きだった偉志の手帳に不思議な数式を見つけて、その謎の数式を解こうとする。

【見どころ】
コーヒーにだけはこだわりがあるけれど、でもその「好き」を追求する自信はなく、就活時期を前にして未来を見出せない大学生・拓磨を豆原が好演。そしてピュアな好奇心を解き放ち、若い頃の夢だった「学び」を楽しんで世界を広げていく祖母・文子を市毛が生き生きと演じて存在感を見せている。祖父・偉志を亡くした祖母を気遣い同居したはずなのに、祖母との日々は逆に拓磨を元気づけていく姿を描いているのも見どころになっている。そして偉志が残した謎の数式が解けた時、拓磨、祖母、母親、拓真の恋人・紗季(八木加奈子)が一緒に新たな景色を観るエモーショナルなシーンが待ち受ける。

【クレジット】
出演:豆原一成(J01) 、市毛良枝、酒井美紀、八木莉可子、長塚京三、市川笑三郎、福田歩汰 (DXTEEN) 、藤田玲、星田英利
監督:中西健二
脚本:まなべゆきこ 音楽:安川午朗 題字: 赤松陽構造 原案: 島田依史子 「信用はデパートで売っていない 教え子とともに歩んだ女性の物語」(講談社エディトリアル刊) 原案総責任 島田昌和
製作: 依田巽
プロデューサー: 武井哲 岡田敏志
エグゼクティブプロデューサー: 寺田哲章 アソシエイトプロデューサー: 高橋りさ 津久井薫 プロダクションスーパーバイザー: 公野 プロジェクトスーパーバイザー: 田中誠 原案監修マネジメント:三橋鵝子
撮影中坊武文 照明: 田中利夫 録音: 日下部雅也 整音: 岩丸亘 美術 松本良二 装飾: 土橋麻衣子 編集:小西智香 視覚効果 松本 音響効果:小山秀雄 スタイリスト: 黒田匡彦 ヘアメイク:リョータ 助監督: 金子功 制作担当: 古野作 ラインプロデューサー: 島根淳 ブロット協力:合田純奈 丹保あずさ
制作プロダクション: PADMA
配給:ギャガ
公式HP:https://gaga.ne.jp/fujisan_and_coffee
公式X: @MtFujiMovie1024 公式Instagram: @MtFujiMovie1024
©2025 「富士山と、コーヒーと、 しあわせの数式」
10月24日(金)より、新宿ピカデリー他全国公開中