「ぼくの名前はラワン」ろう者の少年が手話を習得し成長していく姿を描くドキュメンタリー

(2026年1月12日9:30)

「ぼくの名前はラワン」ろう者の少年が手話を習得し成長していく姿を描く感動のドキュメンタリー
「ぼくの名前はラワン」ポスタービジュアル

ろう者の少年が手話を習得し成長していく姿を描く感動のドキュメンタリー映画「ぼくの名前はラワン」(9日公開)の本編映像の一部が解禁になった。また、著名人からの推奨コメントが到着した。

ニューヨーク・ドキュメンタリー映画祭ほか、世界の映画祭を席捲し、アメリカのレビューサイト Rotten Tomatoes では 100%フレッシュを獲得(2025年12 月23日時点)するなど 高い評価を得ている注目のドキュメンタリー映画『ぼくの名前はラワン』が9日より新宿武蔵野館、シネスイッチ銀座ほか全国公開されている。

本作は、生まれつき耳がきこえない”ろう者”の少年ラワンが、手話を自身の言語として習得し成長していく姿を、ダイナミックで抒情的な映像と壮大な音楽で描写していく珠玉のドキュ メンタリー。

イラク領クルディスタンで生まれ、十分な教育を受ける環境がなく、言葉を発する術がなかったラワン。そんな彼を案じた両親は、彼が5歳の時に難民としてヨーロッパへ渡ることを決意する。家族は、危険な旅と難民キャンプでの過酷な経験を経てイギリスの都市ダー ビーへ。

ラワンはダービー王立ろう学校へ通えることになり、新しい出会いと学びによって自分の意志で手話を覚えていくが……。

本作が描くのは困難のなかでも、ひとりの少年が明るい未来に向かって歩んでいく姿。アイ デンティティや大切な仲間、自分の居場所を見つけることを祝福する、この希望に満ちた物 語は、国境や属性を超え、人々の心に刻まれることだろう。

■振動/波動で“音”を感じ、“音”を楽しむ♪ 本編映像 解禁

本作は、今まで孤独の中で生きてきたラワンが、ダービー王立ろう学校に通い始めたことで驚異的な吸収力で成長していく姿を映し出していく。中でも、この度解禁になった本編映像の一部は、教室の中で先生の指導の下、初めて振動/波動で“音”を感じているラワンの姿を捉えており、彼が目を真ん丸にして“音”を楽しむ姿が見て取れる。黄色い風船を使って、様々な“音”を感じ、いつしか笑顔になっていく姿からは好奇心旺盛かつ聡明な印象を受けるだろう。この場面は無 音に近い小さな音が入っているが、「ろう者を描くこと=音は関係ないというわけではない」と監督・脚本を務めたエドワード・ラブレース監督は語っている。ラブレース監督自身は聴者だが、スタッフには人工内耳を付けたろう者も入っており、彼らに聞こえている音の設計にも気を配ったという。本編でもその点が注目される。

「ぼくの名前はラワン」ろう者の少年が手話を習得し成長していく姿を描く感動のドキュメンタリー
「ぼくの名前はラワン」場面写真
「ぼくの名前はラワン」ろう者の少年が手話を習得し成長していく姿を描く感動のドキュメンタリー
「ぼくの名前はラワン」ろう者の少年が手話を習得し成長していく姿を描く感動のドキュメンタリー
「ぼくの名前はラワン」ろう者の少年が手話を習得し成長していく姿を描く感動のドキュメンタリー
「ぼくの名前はラワン」ろう者の少年が手話を習得し成長していく姿を描く感動のドキュメンタリー
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「ぼくの名前はラワン」ろう者の少年が手話を習得し成長していく姿を描く感動のドキュメンタリー
「ぼくの名前はラワン」ろう者の少年が手話を習得し成長していく姿を描く感動のドキュメンタリー

【STORY】
イラクで暮らすクルド人の少年ラワンは、生まれつき耳が聞こえない、ろう者。“みんなと違う”という理由で周囲からいじめられる彼の遊び相手は兄だけだった。ラワンが5歳になったとき、両親は国外への移住を決める。必死の思いで国を出て、難民キャンプで過ご すこと数ヶ月、支援者の協力で一家はようやく落ち着いて暮らせるイギリスの都市・ダービーへ。その後、 ラワンはダービー王立ろう学校に通えることとなり、少しずつイギリス手話と口話を学び始め、みるみる上達。“みんなと同じ”手話だけで生きていくことを選択する。兄はラワンとコミュニケーションを取るため手話を覚え始めるが、両親は息子の選択を危惧していた。イラクでは手話だけだと同等の人間として扱ってもらえないからだ。手話を嫌がる両親にラワンの苛立ちは募るばかり。そんななか、難民申請をしていた一家に対する内務省の審査が始まり……。

【クレジット】
監督・脚本:エドワード・ラブレース
出演:ラワン・ハマダミン
撮影監督:ベン・フォーデスマン(『愛はステロイド』) 音楽:トム・ホッジ
2022 年/イギリス/クルド語・英語・イギリス手話(BSL)/90 分/16:9/2.0ch/原題:Name Me Lawand/ 日本語字幕:杉山緑/バリアフリー字幕:戸田紗耶香/日本語字幕及びバリアフリー字幕監修:那須映里、サミュエル・アッシュ/
提供:ニューセレクト/配給:スターキャットアルバトロス・フィルム
ⓒ Lawand Film Limited MMXXII, Pulse Films, ESC Studios, The British Film Institute
公式 HP:https://lawand-film.com 公式 X アカウント:@AlbatrosDrama
2026年1月9日(金)より、 新宿武蔵野館、シネスイッチ銀座ほか全国順次公開

■『ぼくの名前はラワン』有識者コメント一覧(敬称略・順不同)

安田菜津紀(認定NPO法人Dialogue for People副代表/フォトジャーナリスト)
「街の人たちが私たちを追放から守ってくれた」とラワンの父は言う。 彼のような少年はきっと、私たちの隣にもいる。 だからこの映画を観て、考える。今の日本社会は果たして、居場所を追われた人々の「ホーム」になりえるだろうか。

宇多丸(RHYMESTER)
社会の決めつけるマイノリティ的枠組みに押し込められてきた視野が、「自分のことば」の獲得を通じて爆発的に拡がってゆくプ ロセスを、まるで我がことのように体感させられる……今の日本でこそ多くの方に観て、考えていただきたい、美しい作品です。

呉美保(映画監督)
ラワンくんの目と手を叙情的に捉え続けるカメラ そこに、彼を愛する人たちの温かな語りが流れる ドキュメンタリーというよりも、これは映像詩 しかしその美しさと共に鎮座するのは、社会の不条理 生きる上で当たり前に得られるべき言語がない苦しみ どこかの国の他人事にせず自分事として、想像し続けたい

五十嵐大 (作家・『ぼくが生きてる、ふたつの世界』原作者)
ラワンの澄んだ瞳は、これから何を捉えていくだろうか。 見つめる先にあるのは豊かで美しい世界か、それとも――。 その未来は、私たち一人ひとりの在り方にかかっている。

齋藤陽道(写真家)
国境も、音声も、愛も、孤独も、願いも、心も、地球も……すべてが混じりあいながらラワンの手が動く。 その手話が滑らかになるにつれ、ラワンの心もまた広がっていくのがわかる。 この映画は、ひとりの少年が沈黙から言葉を紡ぎ出すに至る軌跡を見つめている。 言葉とは何か。伝えるとは何か。人と人とが触れ合うとは、どういうことなのか。 ラワン。ラワン。ラワン。映画を見終えたあとは、彼の名前が胸の中でこだまするだろう。

ダースレイダー(ラッパー)
僕たちは言葉をちゃんと使えているのだろうか? ラワンが手話で示す言葉の中には彼の気持ち、そして太陽や海といった世界の美しさが溢れている。 ラワンは僕たちに本当のコミュニケーションとは何かを教えてくれる。

今井彰人(俳優)
言葉を持つことの意味や家族の絆、そして「理解し合うこと」の尊さを静かに問いかける、深く心に響く映画でした。

忍足亜希子(俳優)
国、言語、人種全て受け入れようとする心。 「自分の言葉」とは?ラワンが沈黙の世界から切り拓き言葉を紡ぐ手が動く新世界。 コミュニケーションの大切さに気づいてほしい。

HANDSIGN(ボーカル&手話パフォーマー)
手話という言語を覚えたラワンが、自分も知らなかった本当の自分と出会い、少しずつ成長していく姿や 「みんなが手話ができる世界」という言葉に心動かされました。

POCチャンネル サエキ(YouTuber)
“ろう者”として生きる弟2人。次男のナツは、三男のマコが耳が聞こえないと分かったと喜んだ。 なぜなのか、この映画を観ると分かると思います。孤独との葛藤や手話でのつながりをこの映画から感じました。

ISO(ライター)
少年が言葉を獲得するなかで己の輪郭を認識していく個人的で壮大な旅路。 英国でも移民であるラワンとその家族に国や制度は冷たい。だが街の住民たちは彼らの側に立つことを選ぶ。排除するためでなく 、弱い立場の人を守るために街は団結する。今最も在ってほしいと願うコミュニティの姿に、何よりも心を揺さぶられてしまった。

東紗友美(映画ソムリエ)
少年が世界に歩み寄る。 すると、世界もまた彼に手を伸ばす。 現実を変えようとするラワンの姿に、尊敬とあたたかい微笑みがこぼれていく。 わたしたちの世界は、きっとこんな小さな勇気から、やさしい方向へと動いていくのかもしれない。

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