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映画
谷崎潤一郎生誕140年記念作品「TANIZAKI Reimagined」
映画「お艶殺し」ポスタービジュアル&本予告解禁
(2026年4月29日11:30)

耽美と官能の作家として知られる文豪・谷崎潤一郎が2026 年に生誕140年を迎え
るのを記念し、スターキャットアルバトロス・フィルム配給にて、「TANIZAKI Reimagined」と題し、人間の欲望や倒錯、フェティシズムを冷静な筆致で描いた2作品の原案の長編映画化が決定。5 月15 日より「JOTARO」(原案:「饒太郎」)、5 月29 日より『お艶殺し』がシネマート新宿、池袋シネマ・ロサほかにて全国公開される。この度、「お艶殺し」の本予告、ポスタービジュアル、ストーリー、場面カットなどが解禁になった。さらに、三河悠冴、直木レミ、松尾潤、そして十城義弘監督からコメントも到着した。
原作「お艶殺し」は、大正4 年(1915 年)に中央公論に掲載された小説。駿河屋の一人
娘・お艶と、純朴な主人公・新助は、雪の夜に駆け落ちをする。幸せを求めた道行だっ
たはずが…。男の弱さと女の存在が絡み合う中で、愛と執着は次第に歪み、やがて暴力へと転じていく。その過程が、静かに、しかし容赦なく描き出される作品になっている。
■愛と欲望が交錯し壊れていく…衝撃のノワールロマンスが誕生。90 秒の本予告映像解禁
主人公の阿部新助(演:三河悠冴)が、刑期を終えて出所するワンシーンから始まる予告映像。住処のない新助は住み込みの仕事を始めたところで、幼馴染で親友の徳井三太(演:松尾潤)、そして本作のヒロインでありかつての恋人・柳田艶(演:直木レミ)と再会する。新助は、まだ艶に想いを寄せていたが、艶は三太と付き合っていた。新助の想いを知らない三太は、新助に「艶を幸せにしたい」と口にし、新助に窃盗を手伝ってほしいと持ちかける。三太がなにかよくないことをしていることに勘づいていた艶は、新助に「別れたい。」と思わず漏らし、ふたりは結ばれる。新助は三太に気持ちを打ち明けるも、雨の中激しい争いとなり、新助の手にあったナイフが・・・。
それでも、新助の艶に対する感情は止まらず、酒に溺れ、周りの者を巻き込み壊していく。一方、艶は「流されるだけじゃない。こっちが使ってやるんだ」と欲望を見せ、壊していく。ふたりの欲望と愛の終着がスクリーンに繰り広げられる。










■それぞれの想いや欲望が交錯する本ポスタービジュアル解禁
三者三様に、それぞれの想いが絡み合い、見え隠れるような本ポスタービジュアル。どこか未来を見ているかのような艶が中央にあり、艶を近くに感じたい新助、その新助を横目でにらむかの様な表情をした三太の姿があり、信頼、裏切り、愛、欲望が交錯するビジュアルになった。
■メインキャスト&監督からコメントが到着
本作のメインキャストとなる、三河悠冴、直木レミ、松尾潤、さらに十城義弘監督からコメントが到着した。
三河悠冴
「お艶殺し」は江戸時代の商家の奉公人新助と、主人の娘お艶の、駆け落ちと墜落を現代に置き換えた作品です。
脚本を読んだ時、元々気が弱かった新助が次第に豹変し、悪事に染まっていく葛藤や、お艶への真っ直ぐだったはずの思いが、どんどん利己的になっていく様に引き込まれ、悪だと分かっていながらも、そこには近づいてはいけないと分かっていながらも、深層心理で惹かれている。そんな部分が自分の中にもある事に気付きました。
どうか映画館で見ていただけたら嬉しいです
直木レミ
人は誰でも、周囲から「こうあってほしい」と望まれる姿に、無意識に自分を寄せている部分があると思います。谷崎作品の女性は、そうした周囲の願望に応えることに長けた存在として描かれているように感じました。
原作や脚本を読んだとき、艶もまた、自主性があるように見えて、実は他者の理想に応え続けてきた女性なのではないかと思いました。
だから彼女を「悪女」という記号にはしたくなくて、彼女の味方でいようと思いながら演じました。
不器用なりに、撮影期間中は模索し続ける日々でしたが、ヒリヒリとした痛みや切なさ、どこか滑稽さも含めて、とても魅力的な作品になったと思います。
ぜひ劇場でご覧いただけたら嬉しいです。
松尾潤
何故ここまで堕ちてしまったのか。一体どこまで行けば底は見えてくるのか。
どこから間違えたのか。そもそもこれは間違いなのか。
明日は我が身かもしれない。そんな事を考え、噛み締めながら、撮影の日々を送りました。
社会から、かけ離れていく彼らの行く末を、劇場で見届けていただけたら幸いです。
十城義弘監督
学校指定の通学路を避けて近道を⾏くと、ピンク映画館、ヤクザの親分の家だと噂していた豪邸、朝から道端で寝ているオジサン、勉強より⾯⽩いものが並んでいた。幽霊、宇宙⼈、暗闇、エロ、怪しくて怖いものが好きだった。J R 総武線に揺られて、遅刻を気にしながら読む⾕崎潤⼀郎もその⼀つ。
「お艶殺し」は⾕崎諸作品の例に漏れず、最悪を更新し続ける新助と、欲求に真っ直ぐなお艶の暗い話で、⾼校⽣の頃に戻ったかのようにワクワクをしながら撮影した。
あの時の⾃分が怪しいと思える映画になっていたら。
■「艶殺し」作品情報
【INTRODUCTION】
日本近代文学を代表する作家・谷崎潤一郎。耽美と官能の作家として知られる一方で、人間の欲望や倒錯、フェティシズムを冷静な筆致で描いた作品も数多く残している。本作の原作である「お艶殺し」は、谷崎潤一郎初期作品のひとつ。男の弱さと女の存在が絡み合う中で、愛と執着は次第に歪み、やがて暴力へと転じていく過程が、静かに、しかし容赦なく描き出
されている。出演は、映画『Cloud クラウド』やNetflix「今際の国のアリス シーズン3」に出演し注目を集める演技派・三河悠冴。そして、ドラマ「先生さようなら」の直木レミ、映画『レッドブリッジ』『6 人ぼっち』の松尾潤の期待の若手俳優が出演。その他、数多くの作品に出演する名バイプレイヤーのカトウシンスケ等が脇を固める。今年生誕140 年を迎える谷
崎潤一郎の作品を「TANIZAKI Reimagined」と題して長編映画化。春が翳る頃、静かに歪んだ欲望が息づく谷崎の世界へと誘う―。
【STORY】
銅線窃盗で服役していた阿部新助(三河悠冴)は、刑期を終えて出所し、測量会社に住み込みで働き始める。そこへ現れたのは、事件のきっかけを作った幼馴染の徳井三太(松尾潤)と、新助の元恋人・柳田艶(直木レミ)だった。窃盗は三太に唆されたものだったが、新助はすべての罪を背負って服役していた。再会をきっかけに、新助と艶の間には再び恋心が芽生
え、三太の目を盗んで逢瀬を重ねるようになる。三太への後ろめたさから、新助は再び彼の犯罪に加担し、艶との関係も打ち明ける。やがて激しい諍いの末、取り返しのつかない事態が起こる。打ちひしがれた新助が艶に真実を告白すると、その反応は彼の予想だにしないものだった―。
【クレジット】
『お艶殺し』
5 月29 日(金) シネマート新宿、池袋シネマ・ロサ他ロードショー
監督:十城義弘
出演:三河悠冴 直木レミ 松尾潤
カトウシンスケ 佐々木修二 豊満亮 小野寛幸 和泉志歩 / 伊藤洋三郎 中島ひろ子
原案:「お艶殺し」谷崎潤一郎
クレジット:©2026「お艶殺し」パートナーズ
公式HP:『お艶殺し』 otsuya-movie.com
公式SNS X:@TANIZAKI_Re / Instagram:@tanizaki_
■舞台挨拶開催決定
谷崎潤一郎生誕140 年記念作品「TANIZAKI Reimagined」
『JOTARO』、『お艶殺し』2作品の上映記念舞台挨拶の開催が決定した。
『JOTARO』
日程:5 月16 日(土)
場所:シネマート新宿・池袋シネマ・ロサ
『お艶殺し』
日程:5 月30 日(土)
場所:シネマート新宿・池袋シネマ・ロサ
詳細は後日、公式HP やSNS にて随時告知。
■『JOTARO』作品情報
【INTRODUCTION】
日本近代文学を代表する作家・谷崎潤一郎。耽美と官能の作家として知られる一方で、人間の欲望や倒錯、フェティシズムを冷静な筆致で描いた作品も数多く残している。本作の原作である「饒太郎」は、谷崎文学の中でも、異様な感覚と不穏な気配を色濃く湛えた作品である。ある男の特異な性向を通して、人間の内面に潜む歪んだ欲望が、静かに、しかし執拗に描き出されている。
出演は、映画『PARALLEL―パラレル』『ゾンビ1/2〜Right Side of the Living Dead〜』に主演し注目を集める芳村宗治郎。そして、『カフネ』で映画初主演し『安楽死特区』など出演作が続く山﨑翠佳。その他、『セフレの品格』の行平あい佳や、「被写界深度」の平野宏周が脇を固める。今年生誕140 年を迎える谷崎潤一郎の作品を「TANIZAKI Reimagined」と題して長編映画化。春が翳る頃、静かに歪んだ欲望が息づく谷崎の世界へと誘う―。
【STORY】
文藝賞を受賞し華々しくデビューした小説家・泉饒太郎(芳村宗治郎)。しかし成功は長く続かず、執筆を条件に編集者・松村英司(平野宏周)から金を借りては、堕落した日々を送っていた。写真家・貴島蘭子(行平あい佳)に執着され、流されるままに彼女の家に身を寄せ関係を重ねるが、饒太郎の内に蠢く歪んだ欲望は満たされることがない。そんな折、松村から
取材対象として紹介されたのが、かつてパパ活で三千万円をだまし取り「美しき犯罪者」と呼ばれた女・海原杏奈(山﨑翠佳)だった。おとなしく従順に見える彼女の奥に潜む、説明のつかない異様さ。饒太郎は、彼女こそが自分の欲望を満たしてくれるのではないかと感じ始める―。
【クレジット】
5 月15 日(金) シネマート新宿、池袋シネマ・ロサ他ロードショー
監督:山嵜晋平
出演:芳村宗治郎 山﨑翠佳 行平あい佳 渡邉多緒 白石優愛 平野宏周
原案:「饒太郎」谷崎潤一郎
クレジット:©2026「JOTARO」パートナーズ
公式HP:『JOTARO』 jotaro-movie.com