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映画
「POCA PON ポカポン」連続児童殺傷事件の影が落ちる団地で少年と管理人の心の交流を描くサイコ・スリラー
(2026年5月8日10:00)

連続児童殺傷事件の影が落ちる団地で、少年と管理人の心の交流を描く異色のサイコ・スリラー「POCA PON ポカポン」が9日から公開になる。
少年の回りで”ポカポン”という謎の声が時折鳴り響くなかで、少年と彼を見守る管理人の心の交流は、人の心を時に癒し、時に壊す。そうしたなか、かつて起きた連続児童殺傷事件の班員が団地にいるという噂が流れて、2人の交流は思わぬ方向へと向かっていく。
『横須賀綺譚』が重慶青年映画祭で絶賛された監督・大塚信一は、日本映画界を代表する巨匠、故・ 長谷川和彦に師事したのち、有名ラーメン店で働きながら映画を制作。
主人公の少年・健太役に『海辺へ行く道』など注目作が続く原田琥之佑、健太を見守る団地の管理人・駿一役に実力派・尾関伸次、健太の母親・朝子役に菜葉菜、他にも大角英夫、川瀬陽太、山崎ハコら優れた俳優陣が世代を超えて集結した。第38回東京国際映画祭 Nippon Cinema Now部門に公式出品され、日本映画史上で類を見ない映画の“異質”な魅力に多くの人々が衝撃を受けた。












大塚監督は「この映画の主⼈公は貧しい⺟⼦家庭の少年です。彼は⼤⼈たちに『君に未来はないよ。だから勉強なんかせずに遊んで、今をめいいっぱい楽しめ』と⾔われます。今の日本でこんなことを⾔われているのはこの少年だけではないでしょう。そんな時、殺⼈⻤だけが優しく『君には未来があるよ』と語りかけたら…どうなるんだろう?1931年に撮られた『フランケンシュタイン』という映画の中で、フランケンシュタインは⼀⼈の少⼥に⼀輪の花を渡され、救われます。私は『POCA PON ポカポン』でこんな美しいシーンを今の観客に届けたい。そう思い、この企画を⽴ち上げました。」とコメントを寄せている。
【STORY】
貧しい生活、隣人の騒音。不条理な現実に苛立ちながらも、母・朝子、弟・祐二を支えようと生きる中学生の健太。そして、彼の周りで鳴り響く“ポカポン”という謎の声。そんな家族を静かに見守るのは、団地の管理人・駿一。やがて、健太と駿一は心を通わすようになるのだが、かつて世間を震撼させた連続児童殺傷事件の犯人が、この団地に潜んでいるという噂が流れ始め…。
【見どころ+】
まばゆい光がぼんやりと広がり、フォーカスしていくと無数の灯りが点灯した巨大な団地が姿を現すファーストシーンが印象的だ。河原でボール遊びをしていた児童が何者かに殺害されるショッキングなシーン。そして25年後。母子家庭で、ホステスとして働く店から帰宅途中に団地の近くで酔いつぶれた母親の朝子を弟と一緒に迎えに行く健太。管理人の駿一の手助けで家に運び込むといった、母子と管理人のほほえましい関係が、連続児童殺傷事件の犯人が団地に住んでいるという噂が流れたことで、非日常的な世界が繰り広げられていく展開は、異質で独特の世界を醸し出し最後まで目が離せない。管理人・駿一の世界に入り込んでいく少年・健太(原田琥之佑)と弟・祐二(大角英夫)の演技がとても自然でサイコ・ホラーの特異性を引き立たせている。また、「金子文子 何が私をそうさせたか」などの菜葉菜が健太の母親役を好演して存在感を見せている。
【CAST】
原田琥之佑 尾関伸次 菜 葉 菜 大角英夫 川瀬陽太 山崎ハコ 足立智充 久田松真耶 木村知貴 牛丸亮 松本太陽
【STAFF】
監督・脚本:大塚信一
音楽:新音楽制作工房/菊地成孔
プロデューサー:森田一人 浅野博貴
アソシエイトプロデューサー:出町光識 安田初子
撮影・美術:永山正史 照明:神野誉晃
録音:佐藤祐美 VFX:佐治英理人
助監督:平波 亘 國谷陽介 秋葉美希
提供:映画『POCA PON ポカポン』 製作委員会
配給:インターフィルム Cinemago
正式タイトル表記:『POCA PON ポカポン』
2025/日本/94分/カラー/アメリカンビスタ/5.1ch
(C)映画『POCA PON ポカポン』製作委員会
公式HP:pocapon.com 公式X:https://x.com/pocaponmovie
2026年5月9日(土) 新宿Kʼs cinema、ユーロスペース他で全国順次公開