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金正恩委員長「替え玉」説の信ぴょう性 英元議員が指摘「眉と歯が違う」
(2020年5月5日)
北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長(38)が1日、平安南道順川の肥料工場の竣工式に出席してテープカットを行い、20日ぶりに公の場に姿を見せて健在をアピールした。ところが英国の元議員で著述家がツイッターで「歯並びが違う」などとして金委員長本人ではなく「替え玉」説を主張した。はたしてその信ぴょう性は?
米芸能サイト「TMZ」は、結局金委員長は生きていないのかもしれない。英国の元保守党の議員は姿を見せた金委員長は「ボディダブル」(替え玉)だと指摘していると報じた。
「替え玉」説を唱えているのは、英国の元下院議員で著述家・ブロガーのルイーズ・メンシュ氏(48)で、先週肥料工場を視察したのは金委員長ではなく別人の「替え玉」だったとツイッターで指摘した。
メンシュ氏は、ツイッターで1日の金委員長とする顔写真と本物とする顔写真を並べて、眉毛やほかの顔の特徴が本人と違うことを指摘した。そして最も違うのは歯だという。彼女がツイッターに投稿した2つの顔写真では、確かに違うように見える。ただ問題は「替え玉」とする1日の金委員長の顔写真は、明らかに加工された画像で当日の金委員長の写真とは違うものだという疑いがあるという。
また、メンシュ氏が投稿した写真が実際にいつ撮影されたのか不明で彼女の言葉を鵜呑みにするのは難しいと同サイトは指摘した。メンシュ氏のほかにも「顔のほくろが消えている」と指摘する「替え玉説」もあるが真偽のほどははっきりしていない。いずれにしても金委員長が心臓の手術受けた可能性は否定できず、健康不安説は消えていないといわれ謎が残る金委員長の20日ぶりの登場だった。