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池江璃花子がウイッグを外した姿をSNSで初公開してメッセージ

(2020年5月19日)

競泳女子の池江璃花子(19=ルネッサンス)が18日、自身のインスタグラムなどでウイッグを外した姿を初めて公開して「今のありのままの自分を見てもらいたい」「このメッセージがひとりでも多くの方の希望になればうれしいです」などとつづった。化粧品ブランド「SK―Ⅱ」とのタイアップ企画で、メッセージも発表した。

池江はメッセージで「今日、みなさんに初めてこの姿をお見せします。白血病の闘病生活中、私に強さをくれた皆さんに。私にとっては、生きていることが奇跡です。ここにいられることが、まるで奇跡のようです」などとつづった。

そして「今のありのままの自分を見てもらいたいという私の気持ちを、SK-Ⅱは大事にしてくれました。私の心の準備ができたときに、私らしいやり方で。回復への道のり、少しずつ前進していく姿を、メッセージとして発信することをサポートしてもらい感謝しています」としている。

「現在、世界中が不安で辛い日々を送っています。このメッセージが、アスリートの仲間にとっても、また同じように苦難と戦っている誰かにとっても、小さな希望になればうれしいです」といい「私たちは一人ではありません。恐れのない日が一日でも早く来ますように。どんなトンネルにも必ず出口はあります。みんなで乗り越えていきましょう」と締めくくった。

■「2024年のパリオリンピック出場を目標」3月には闘病以来406日ぶりにプール

池江は昨年2月に白血病を公表して治療を続け12月17日、退院したことをインスタグラムなどで報告して「2024年のパリ五輪出場、メダル獲得という目標で頑張っていきたい」などと直筆コメントで抱負を明かした。
今年2月19日にはテレビ朝日系「報道ステーション」に出演して松岡修造氏のインタビューに白血病との闘病や2024年のパリオリンピック出場を目標にしていることなどを語った。現在の健康状態は「安定している」といい、トレーニングを再開して「筋肉痛がひどかった。やっぱり筋肉が落ちていて。でもここからどれくらいのスピードで自分が成長していくのかが、トレーニングしていて楽しみの一つ」と前向きに語っていた。
3月17日にはインスタグラムで「病院の先生の許可がやっと出て、プールに入ることができました✨」と白血病の闘病以来406日ぶりでプールに入ることが出来た喜びをつづった。