眞子さまと小室さん10・26日結婚&記者会見へ 眞子さま「複雑性PTSD」と診断される

(2021年10月1日16:00)

眞子さまと小室さん10・26日結婚&記者会見へ 眞子さま「複雑性PTSD」と診断される
眞子さま㊨と小室圭さん(インスタグラムから)

秋篠宮家の長女、眞子さま(29)が大学時代の同級生小室圭さん(29)と今月26日に結婚されると1日、宮内庁が正式に発表した。同日に婚姻届けを提出して2人そろって記者会見が行われる予定だという。そうしたなか、宮内庁は眞子さまが結婚に関連してご自身と家族や小室圭さん一家への誹謗中傷と感じられる出来事を長期にわたって反復的に体験されたことで精神的苦痛を感じておられ、医師から「複雑性PTSD」と診断される状態になっていることを明らかにした。

記者会見には宮内庁の幹部のほか精神科医の秋山剛・NTT東日本関東病院品質保証室長が同席して眞子さまの「複雑性PDS」について詳しく説明したという。朝日新聞DIGITALは同日、会見で発表された秋山氏文責の文書の全文を公開した。文書では「眞子内親王殿下は、ご結婚に関する、ご自身とご家族及びお相手とお相手のご家族に対する誹謗中傷と感じられるできごとを、長期にわたり反復的に体験された結果、『複雑性PTSD』(複雑性心的外傷後ストレス障害)と診断される状態になっておられます」としている。
PDSについて「PTSDでは、強い恐怖を感じるトラウマの体験のために、トラウマを想起させる出来事の回避、何らかのきっかけによるトラウマの再体験、些細な刺激で強い脅威を感じるといった症状が起こります」と説明。
そして症状と経過について「眞子内親王殿下は、ご結婚に関する、ご自身とご家族及びお相手とお相手のご家族に対する、誹謗中傷と感じられるできごとが、長期的に反復され、逃れることができないという体験をされました。このため、2018~19年頃から、誹謗中傷を正すことが難しい、状況を変えることが困難であるという無力感を感じる状態で、ご自分達の人間としての尊厳が踏みにじられていると感じ、また、結婚後、平穏で幸福な生活を送りたいという願いが、不可能となってしまう恐怖を感じるようになられたと伺っています。このため、ご自分を価値がないものと考えられたり、感情が揺さぶられたり、以前に比べると他の人との関係を避けてしまうことがおありになったようです」としている。

 複雑性PTSDによって公的な活動や、結婚の準備には支障はないといい、「ご結婚についての周囲の方々からの温かい見守りがあれば、ご健康の回復は速やかに進むものと考えられます」としている。

一時金については眞子さまのお考えで辞退されるという。さらに、秋篠宮さまが「多くの人が納得し喜んでくれる状況ではない」と判断して、一般の結納にあたる納采の儀などの儀式や行事などの祝い事は一切行わないという異例の結婚となった。

小室さんは9月27日、米・ニューヨークから帰国し、新型コロナウイルス対策の待機期間として横浜市の自宅で過ごしているという。今月11日までの待機期間が明けると、眞子さまとおよそ3年ぶりに再会する。