タイガー・ウッズ、ゴルフボールを打つ動画を公開 交通事故から9か月「前進している」

(2021年11月22日12:20)

タイガー・ウッズ、ゴルフボールを打つ動画を公開 交通事故から9か月「前進している」
タイガー・ウッズ(Instagram/@tigerwoods)

今年2月に交通事故で右脚に重傷を負い手術を受けたタイガー・ウッズ(45)が21日(現地時間)、ゴルフボールを打つ動画を自身のインスタグラムで公開した。事故から9か月、ウッズは「前進している」と復帰に向けた意欲を明かした。

米紙ニューヨーク・ポスト(電子版)によると、米カリフォルニア州で起きた交通事故で大けがをしてから約9か月後、ウッズがゴルフボールを打つ様子を自身のインスタグラムで公開した。タイガーは、右足に黒いコンプレッション・スリーブを装着して「前進している」とキャプションを添えた。

この動画にウッズのファンからは応援のコメントが寄せられた。「いいぞ!タイガー!ゆっくりと、しかし確実に。💯🏌️♂️⛳️」と、あるファンはインスタグラムに書き込み、別のファンは「よくなっているのを見るのは素晴らしい」と投稿した。動画でしっかりしたスウィングでボールを打つウッズは、このままコースに出てプレイしてもおかしくないと思えるほどの回復ぶりを感じさせた。

また、回復中のウッズを南フロリダの自宅に訪ねたゴルファー仲間のジャスティン・トーマスも、ツイッターにタイガーの動画を投稿して「これの方がずっと好きだな」と拍手の絵文字を添えてツイートした。

ウッズは、2月に米カリフォルニア州で車を運転中に道路を飛び出して車が大破する事故を起こし、右脚の脛骨と腓骨を粉砕骨折。足首にも大ケガを負い、ボルトで固定するなどの手術受けた。事故から2ヵ月後には、松葉杖をつき、ブーツを履いた写真をインスタグラムに投稿。4月にはウッズが建設中のゴルフコースに愛犬と一緒に松葉づえをついて立つ写真を投稿し「僕のコース(の建設)は、僕よりも早く進んでいる😃。でも、忠実なリハビリのパートナーでベストフレンドがいるのはいいことだ」とコメントしていた。また先月、フロリダで開催されたゴルフのジュニア大会に出場した息子のチャーリー君を応援したウッズは、松葉杖を使わないで歩く姿が目撃され順調な回復ぶりをうかがわせた。