大谷翔平、ドジャースと史上最高10年1014億円の大型契約

(2023年12月10日22:00)

大谷翔平、ドジャースと史上最高10年1014億円の大型契約
大谷のドジャース入りを報じる米ニューヨーク・ポスト(電子版)

米大リーグ、エンゼルスからフリーエージェント(FA)になっていた大谷翔平(29)がドジャースと契約したことを10日、自身のインスタグラムで公表した。米メディアによると、MLB史上最高の10年で総額7億ドル(約1014億円)の超大型契約となった。

米紙ニューヨーク・ポスト(電子版)は、MLB史上最も注目されたフリーエージェンシーは土曜日に終了し、この二刀流スターはドジャースと史上最高額の7億ドルの10年契約で合意に達した―と報じた。これまでの最高額はマイク・トラウト(エンゼルス)の12年4億2650万ドル(約616億円)。

大谷はインスタグラムで「ファンの皆さん、球界関係者の皆さん、決断に時間がかかってしまい申し訳ありません。私は次のチームとしてドジャースを選ぶことに決めました」と明らかにした。

■大谷のコメント全文

「ファンの皆様、野球界関係者の皆様、決断に至るまで長らくお詫び申し上げます。 次のチームにドジャースを選ぶことにしました。
まずは、6年間支えてくださったエンゼルス団体様、ファンの皆様、またこの交渉プロセスに携わっていただいた各チーム関係者の皆様に心から御礼申し上げます。 特に波乱万丈な私を支えてくれたエンゼルスのファン、皆さんのサポートと声援は私にとって世界を意味しています。 天使たちと過ごした6年間は、私の心に永遠に刻まれます。
そしてすべてのドジャースファンの皆さん、私は常にチームのために最善を尽くし、常に自分の最高のバージョンになるために全力を尽くし続けることを約束します。 プレー人生最後の日まで、ドジャースのためだけでなく野球界のために努力し続けたいと思います。
文章では伝わらないこともあるので、その後の記者会見で改めてお話したいと思います。」

ニューヨーク・ポストは、大谷は肘のリハビリのため来季の登板はなく、いずれマウンドで以前のレベルに戻れるかどうか疑問が残るだろう。しかし、彼がDHとして加わることで、ドジャースには強力なラインナップが揃うことになる、と伝えた。
ドジャースは、大谷に求愛中であることを公然と認めた唯一の球団だという。テネシー州ナッシュビルで開催された先週のウィンター・ミーティングで、デーブ・ロバーツ監督はチーム関係者が大谷と会ったことを認め、好感触だったことを明かしていた。