水原一平元被告収監 禁錮4年9月 ペンシルバニア州の刑務所

(2025年6月18日9:30)

水原一平元被告収監 禁錮4年9月 ペンシルバニア州の刑務所
水原一平元被告

米大リーグ、ドジャース・大谷翔平選手(30)の銀行口座から 約1700万ドル(約26億円)をだまし取ったとして銀行詐欺罪などで禁錮4年9月の刑が確定した元通訳・水原一平元被告(40)が出頭期限の16日(現地時間)、出頭して米ペンシルバニア州の刑務所に収監された。

水原元被告は、2021年から違法スポーツ賭博で抱えた借金4067万ドル(約59億円)の借金を返済するため、大谷選手の口座から約1700万ドル(約26億円)を胴元に不正に送金したなどとして、今年2月6日(現地時間)、米カリフフォルニア州連邦地裁で、求刑通り禁錮4年9月の判決が下った。さらに大谷選手への賠償金として約1700万ドルの支払いが命じられた。また虚偽の納税申告で脱税したとしてIRS(米内国歳入庁)に110万ドル(約1億6700万円)の支払いも命じられた。
収監された施設は警備レベルが低い、刑務所だという。水谷元被告は米国籍を持っていないため刑期終了後は日本に強制送還される可能性が高いという。

この日、大谷選手は663日ぶりに先発登板して「二刀流」復帰。日本のテレビのニュースや情報番組などでは水原被告元被告の出頭・収監を報じ、そしてパドレス戦での大谷投手の登板を大々的に報じた。