「リバイバル69 ~伝説のロックフェス~」伝説の音楽フェスティバルのドキュメント

(2023年6月9日21:15)

「リバイバル69 ~伝説のロックフェス~」伝説の音楽フェスティバルのドキュメント
「リバイバル69 ~伝説のロックフェス~」のジョン・レノン

ウッドストックと並び称される伝説の音楽フェスティバルのドキュメンタリー「Revival69:The Concert that Rocked the World」が邦題を、「リバイバル69 ~伝説のロックフェス~」として、10月6日(金)より、ヒューマントラストシネマ渋谷、角川シネマ有楽町ほか全国公開する事が「ロックの日」(6月9日)に合わせて情報解禁になった。 

ビートルズらの“新世代のロック”やフラワー・ムーヴメントによるフォークソングが人気を博していた1969年。ロックンロール復活を謳い、チャック・ベリー、リトル・リチャード、ジーン・ヴィンセント、ジェリー・リー・ルイス、ボ・ディドリーらのロック・レジェンドを一堂に集めようとする画期的な音楽フェスティバル「トロント・ロックンロール・リバイバル」が9月13日にトロントで開催された。同作はその模様を記録したドキュメンタリー。

紆余曲折の末、本番ではロックの創始者だけでなく、ジョン・レノンや、シカゴ、ドアーズといった当時大人気の大物や無名時代のアリス・クーパーも登場。チャック・ベリーのノリノリのダックウォーク、アリス・クーパーを一躍悪役ヒーローに押し上げた伝説の‟ニワトリ事件”など、新旧のロックスターたちによる圧巻のパフォーマンスが見られる。

その成立をめぐってはドタバタ劇を通り越してもはやカオスだったという。トラブルに次ぐトラブルを奇跡的に解決していく過程は、もはや漫画。ウソのような本当の話が関係者の口から明かされる。
ツアー予定がぎっしりだったジム・モリソン率いるドアーズがなぜ出演が可能になったのか?ジョン・レノンへの出演依頼はどのように行われたのか?愛妻オノ・ヨーコやエリック・クラプトンらとトロントへ向かったレノンの胸中には、ビートルズをめぐる「秘めた決意」もあったという。レの自身の貴重な肉声も初公開となる。

これまで半世紀あまり未公開に終わっていたバックステージ風景やコンサート映像、「お宝エピソード」も満載だ。情熱と偶然、危機と奇跡が織りなす笑いと涙の舞台裏が今、ついに明かされる。ロック史の大転換となった歴史的瞬間は見逃せない。

監督:ロン・チャップマン
2022年/カナダ、フランス/英語/97分/カラー/5.1ch/ビスタ/原題:REVIVAL69: The Concert That Rocked the World
字幕翻訳:川田菜保子 提供:東北新社/バップ 配給:STAR CHANNEL MOVIES
© ROCK N' ROLL DOCUMENTARY PRODUCTIONS INC., TORONTO RNR REVIVAL PRODUCTIONS INC., CAPA PRESSE (LES FILMS A CINQ) 2022

【STAR CHANNEL MOVIESとは】日本初の映画専門チャンネルとして、⻑年にわたり数多くの作品を放送し続けてきたスターチャンネルの映画レーベル。感動や衝撃、忘れられない余韻が残る作品を、スターチャンネルならではの視点で世界中からセレクトし、映画ファンに届けるとしている。URL=https://www.star-ch.jp/starchannel-movies/)
(10/6(金)、ヒューマントラストシネマ渋谷、角川シネマ有楽町ほか全国公開)