「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」北米週末興行収入初登場1位 3日間で86.6億円

(2023年7月3日11:15)

「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」北米週末興行収入初登場1位 3日間で86.6億円
「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」(公式サイトから)

ハリソン・フォード主演のシリーズ5作目「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」(6月30日、日米同時公開)が、北米興行収入で初登場第1位を獲得した。

米興行サイトBox Office Mojoによると、「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」は6月30日(現地時間)の公開初日に2400万ドル(約34億6500万円)の興行収入を記録。週末3日間(6月30日~7月2日)で6000万ドル(約86億6280万円)を記録して初登場1位を獲得した。

主演のハリソン・フォードは、シリーズ5作目にして最後の考古学者ジョーンズを演じている。「フォードは相変わらず向こうっ気が強く愛すべき人物だが、インディという役は41年間も演じられるべきものではなかった」(ニューヨーク・ポスト紙ジョニー・オレクシンスキー)との評もあるが「インディ・ジョーンズ」シリーズの人気健在なところを見せた。
「インディ・ジョーンズ」シリーズは「レイダース/失われたアーク≪聖櫃≫」(1981年)、「インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説」(1984年)、「インディ・ジョーンズ/最後の聖戦」(1989年)、「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカル」(2008年)と過去4作製作されている。5作目の「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」は、人間の想像を超える力を持つ謎に満ちた伝説の秘宝を巡り、考古学者にして冒険家のインディが、因縁の宿敵、元ナチスの科学者フォラー(マッツ・ミケルセン)と全世界を股にかけて陸・海・空と全方位で争奪戦を繰り広げる。インディ・ジョーンズ最後にして最大のアクション・アドベンチャー。

「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」は公開5週目も2位をキープし、1150万ドル(約16億6000万円)を売り上げた。米バラエティ誌によると、このスーパーヒーロー映画は全世界で5億5000万ドル(約794億円)以上の興収をあげているという。

3位は6月16日に公開されたこのコメディアニメ「マイ・エレメント」で1130万ドル(約16億3000万円)。4位は前週に続いて「No Hard Feelings」で750万ドル(約10億800万)。5位は「トランスフォーマー/ビースト覚醒」で700万ドル(約10億100万ドル)だった。

■全米映画興行ランキング

① (N) インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(1)
② (1) スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(5)
③ (2) マイ・エレメント(3)
④ (4) No Hard Feelings(2)
⑤ (5) トランスフォーマー/ビースト覚醒(4)
⑥ (10) Ruby Gillman,Teenage Karaken(1)
⑦ (7) リトル・マーメイド(6)
⑧ (3) ザ・フラッシュ(3)
⑨ (6) Asteroid City(3)
⑩(8) ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME3(9)

( 6月30日~7月2日、興行収入)(カッコ内は先週順位、N=New)(タイトルに続くカッコ内は公開週)(米Box Office Mojoより)