鬼才アイザック・エスバン監督最新作「イビルアイ」のスペシャル映像解禁

(2023年7月31日14:15)

鬼才アイザック・エスバン監督最新作「イビルアイ」のスペシャル映像解禁
「イビルアイ」ポスタービジュアル

世界各地の映画祭を席捲した『パラドクス』『ダークレイン』の鬼才アイザック・エスバン監督最新作『イビルアイ』(7月28日より公開中)のスペシャル映像と新規場面カットがこのほど解禁になった。

同作は13歳の少女ナラが祖母の不可解な行動から祖母が人間ではない何者かであることを疑い始め、恐怖に怯えながら隠された秘密を暴いていく“セレモニー・スリラー”。監督は世界中から熱い注目を集めているアイザック・エスバン。長編初監督作『パラドクス』(14)では、カンヌ国際映画祭など45を超える映画祭に招待され映画賞を 16部門獲得。『ダークレイン』(15)は、米批評サイト「ロッテン・トマト」で94%が高評価、シッチェス・カタロニア国際映画祭作品賞ほか15部門を受賞、30 部門でノミネートを果たした。

新作『イビルアイ』は第18回ファンタスティック・フェスト映画祭でわずか“60秒”でオンラインチケットが完売。第55回シッチェス・カタロニア国際映画祭では「近年で最も素晴らしく、最も奇妙で、最も背筋が凍る」「アリ・アスター、ジェームズ・ワンに並ぶ才能」と評価され、メキシコ劇場公開では興行収入3週連続トップ10入りのスマッシュヒットを記録。そして「この夏、絶対予測不可能な結末に、日本中が泣き叫ぶ! 」「変わり果てた“老婆”の驚愕の正体が暴かれるとき、あなたの心臓は止まる――。」とのキャッチフレーズで日本上陸を果たした。このホラー映画を映画館で見れば猛暑も涼しくなるかもしれない!?

このほど解禁になったのは、「もう田舎の祖母の家に行けない」「皮肉が効きすぎててゾッとする」といった怪談家や映画通のお笑い芸人などの著名人コメントとともに、主人公の少女ナラが祖母にトラウマ必至の恐怖や厳しすぎるしつけに苦しむ映像、さらに人間ではない異形の生物に怯えるナラを捉えたシーンなど、本作の見所を凝縮したスペシャル映像。

あわせて閲覧注意という新規場面カットも解禁になった。祖母の正体に迫る過程で、ナラの行く手に現れ、観る者の恐怖を加速させる数々のクリーチャーや呪物を捉えた場面カットとなっている。

鬼才アイザック・エスバン監督最新作「イビルアイ」のスペシャル映像解禁

「アリ・アスター、ジェームズ・ワンに並ぶ才能」と評されたアイザック・エスバンは本作を監督するにあたって「一番影響を受けたのは、ギレルモ・デル・トロ監督の映画『パンズ・ラビリンス』や『デビルズ・バックボーン』のように、このジャンルを使って青春について考える映画です。その他、『グッドナイト・マミー』『アザーズ』『ウィッチ』『ぼくのエリ 200歳の少女』『スケルトン・キー』『グレーテル&ヘンゼル』『死霊館』などですね。日本映画でいえば、『呪怨』や『リング』のような映画は、クリーチャーの動き方にとてもインスピレーションを与えてくれました。」と語っている。

鬼才アイザック・エスバン監督最新作「イビルアイ」のスペシャル映像解禁

【あらすじ】決して触れてはいけない村――姉妹の、死より恐ろしい運命とは? 都会に住む13歳の少女ナラは、奇妙な病気にかかった妹の療養のため、家族とともに母の田舎であるラスアニマスという村にやってくる。そこには年老いた祖母がひとりで暮らしていた。祖母と過ごすうちに次第に不穏な空気が漂い始め、ナラは祖母の不可解な行動から、彼女が人間ではない何者かであると疑い始める。祖母と村に隠された秘密に迫っていくナラ。しかしその先には、決して踏み込んではいけない、戦慄の真相があった…。

【作品情報】
監督・脚本:アイザック・エスバン
出演:オフェリア・メディーナ、パオラ・ミゲル、サマンサ・カスティージョ
配給:AMGエンタテインメント
2020年/メキシコ/スペイン語/100分/英題:Evil Eye/字幕翻訳:浦田貴美枝
© FILM TANK, CINEPOLIS, CINEMA MAQUINA All Rights Reserved. https://evileye-movie.jp
7月28日(金)ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開。