韓国映画「トンソン荘事件の記録」10月公開 特報映像・場面カット解禁

(2023年8月3日19:45)

韓国映画「トンソン荘事件の記録」10月公開 特報映像・場面カット解禁
「トンソン荘事件の記録」

韓国検察庁の地下室に保管されていた門外不出の禁断映像を編集した記録映画『トンソン荘事件の記録』が10月27日(金)より、シネマート新宿・心斎橋ほか全国ロードショーが決定した。 あわせて特報映像と場面カットが解禁になった。
,br> 2019年、寺に放置された車から映像素材が見つかる。それは、1992年に起きた殺人事件を追った記録だった。映像は検察が押収したが、制作会社が訴訟を起こし取り戻す。この映画は、その映像を編集し完成させたもの。

韓国映画「トンソン荘事件の記録」10月公開 特報映像・場面カット解禁
「トンソン荘事件の記録」

虚実が入り交じったフェイクドキュメンタリー手法とホラージャンルは相性が良く、観る者を魅了し恐怖に陥れて来た。そして、近年のアジア・ホラー映画の躍進には、「台湾史上最も恐い映画」と言われた『呪詛』や、韓国・タイ合作『女神の継承』など、フェイクドキュメンタリーが原動力となっている。

本作は、殺人事件の一部始終が収められたビデオに映った“あるもの”を追って、取材班が調査をする過程がフェイクドキュメンタリーで描かれる。そのリアルな恐怖と予測不能な展開が話題を呼び、韓国での劇場公開時には、ハリウッド作品が並ぶ中で初登場5位にランクイン。スマッシュヒットを記録した。

韓国映画「トンソン荘事件の記録」10月公開 特報映像・場面カット解禁
「トンソン荘事件の記録」

このほど解禁になったのは、「韓国検察庁によって封印された門外不出の禁断映像、ついに解禁」という強烈なメッセージから始まる特報映像。30年前に旅館トンソン荘で起きた殺人事件の犯人が残したビデオに映ったいるはずのない“何か”。その“絶対に映ってはいけないもの”の正体を知ったとき、日本中が震撼するはずだという。

あわせて解禁された場面カットも、壁に血痕が残る殺人現場のようなシーンを捉えたものや、何かを咥える返り血を浴びたような血だらけの女性、監視カメラに写り込んだこちらを見つめる女性、一人だけ目にモザイクがかかっていない不気味なクラス写真など、どれもが本作のおぞましい一瞬一瞬を切り取ったシーンが並んでいる。

【STORY】
1992年、釜山の旅館「トンソン荘」で殺人事件が起きた。旅館のアルバイトの男が恋人を連れ込み、隠しカメラで部屋の様子を撮影。しかし、男はその部屋で恋人を殺害してしまう。逮捕された男は、心神耗弱による無罪を主張したが、判決は無期懲役。そして、仮釈放の1年前に自ら命を絶った。その殺害の一部始終が収められたビデオは、その残虐性から当局によって封印された。しかし、検事の間で話題になったのは、殺害の様子ではなく部屋の鏡に映っていたものだった。それは、男でも恋人でもなく、そこにいるはずのない何かの姿。取材班は、その真相を突き止めるべく調査を開始。その様子を記録映画として撮影する―。

韓国映画「トンソン荘事件の記録」10月公開 特報映像・場面カット解禁
「トンソン荘事件の記録」

出演:ソ・ヒョヌ、チョ・ミンギョン/監督:ユン・ジュンヒョン
2023年/韓国映画/韓国語/87分/シネスコ/5.1ch/字幕:福留友子/映倫G
原題:마루이 비디오/英題:Marui Video/提供:ニューセレクト/配給:アルバトロス・フィルム/ tonsonsou.com
© 2020 KT ALPHA Co., Ltd., BALPO PLAN INC. & BROTHER PICTURES INC. ALL RIGHTS RESERVED
10月27日(金)より、シネマート新宿・心斎橋ほか全国公開