ドキュメント映画「巡る、カカオ~神のフルーツに魅せられた日本人~」 堀ちえみがナレーション担当

(2023年11月21日11:30)

ドキュメント映画「巡る、カカオ~神のフルーツに魅せられた日本人~」 堀ちえみがナレーション担当
「巡る、カカオ~神のフルーツに魅せられた日本人~」ポスタービジュアル

カカオのビジネスモデルの構築に奔走する日本人の活躍を追ったドキュメンタリー映画「巡る、カカオ~神のフルーツに魅せられた日本人~」(来年1月12日公開)のポスタービジュアルと予告編が解禁になり、ナレーションを担当した堀ちえみがコメントを寄せた。

本作は、チョコレートの原料である“カカオ”の歴史、栽培する農家の現状や、カカオの可能性に魅せられて、彼らの労働環境の向上やカカオのビジネスモデル構築に奔走する日本人の活躍を追ったドキュメンタリー映画。

コロンビア先住民の末裔でカカオを育てているアルアコ族が抱える課題を、現地に入り、共に課題解決に取り組みカカオ産業のビジネスモデル構築に奮闘するカカオハンターの小方真弓。また、アフリカのガーナに単身渡航し現地のカカオ産業を変えるため農家だけでなく政府にも働きかけ、革命を起こそうと奮闘しているMpraeso合同会社CEOの田口愛。
カカオに魅了された二人の姿を中心に、小方と同じくカカオのビジネスモデルの構築に奔走するダンデライオン・チョコレート・ジャパンCEO堀淵清治、日本を代表するチョコレートメーカーの社員として、長年に渡り繰り返しカカオ産地を訪ね、社会課題解決に奮闘し、現地にてデベロップメント・チーフに任命された株式会社 明治 ものづくり戦略本部 技術部 参与 土居恵規、カカオに魅せられ「カカオがチョコレートになったのはまだ歴史的には最近」と語り、カカオの新しいレシピ開発に取り組むミクソロジスト南雲主于三が出演し、各人にとっての“カカオの魅力や課題”についても語られる。

監督を務めるのは、多様性について考えるドキュメンタリー映画『であること』(2020年)を手掛けた和田萌。これまでにも多くのドキュメンタリーの演出家として、NHKや毎日放送「情熱大陸」などに携わり、放送文化基金賞やギャラクシー月間賞を受賞している。

ドキュメント映画「巡る、カカオ~神のフルーツに魅せられた日本人~」 堀ちえみがナレーション担当
ナレーションを担当した堀ちえみ

本編のナレーションを担当するのは、歌手でタレントの堀ちえみ。今回、ナレーションに抜擢されたことについて、堀は「まさか映画のナレーションのお話をいただけるなんて、一生考えていませんでした。しかも、大好きなカカオのお話ということで、頑張ってきたことへの神様からのご褒美だと思いました」と語る。ナレーションの収録を終えた堀は、「チョコレートは簡単に食べられるスイーツだと思っていましたが、(カカオの栽培から製造までの過程を知り)地球の裏側で頑張っている方がいるんだということを感じて、これからは感謝をしながら“嗜む”、“戴く”ようにしていきたい」と語り、本作を通じてチョコレートの見方が変わったり、カカオが可能性を秘めた果物であるということが広がっていくことに期待を寄せる。

併せて、本作のポスタービジュアルと予告編が解禁になった。ポスタービジュアルには劇中に登場する、コロンビアの先住民の末裔であるアルアコ族の人々がカカオの樹を囲むイラストが大きく配置され、カカオ農家や栽培、チョコレートの製造に関わるガーナやコロンビアの人々の思いを込めた、「ひとくちの幸せは、甘酸っぱい愛と夢からできている」というキャッチコピーが添えられている。

また、予告編では、カカオの収穫の様子や「カカオからチョコを形にしているんです!」と強く語る小方、現地の人に一緒においしいチョコレートを作ろうと提案する田口や彼女たちと出逢ったことで、カカオの可能性を知ったという現地のカカオ農家たちが感謝の気持ちを伝える姿等が収められている。

【CREDIT】
監督:和田萌
出演:小方真弓、田口愛、堀淵清治、南雲主于三、土居恵規
ナレーション:堀ちえみ
エグゼクティブプロデューサー:服部 進 プロデューサー:鎌田雄介
音楽:原 摩利彦 編集:宮島亜紀 撮影:佐々木秀和 佐藤康佑 イラストレーション:RIKAKO KAGAWA
製作:ハートツリー 制作:GENERATION11 協力:株式会社 明治 配給:ナカチカピクチャーズ
©HEARTTREE
2023|日本|カラー|89分|ステレオ|シネスコ 映倫区分:G
公式サイト:megurucacao.jp
公式X:@megurucacao  Instagram:@megurucacao_movie
2024年1月12日(金)よりシネスイッチ銀座ほか全国順次公開