「アバウト・ライフ 幸せの選択肢」 リチャード・ギア、ダイアン・キートンら豪華キャストのインタビュー公開

(2024年3月6日14:15)

「アバウト・ライフ 幸せの選択肢」 リチャード・ギア、ダイアン・キートンら豪華キャストのインタビュー公開
「アバウト・ライフ 幸せの選択肢」上段㊧からダイアン・キートン、ルーク・ブレイシー、スーザン・サランドン、下段㊧からリチャード・ギア、エマ・ロバーツ、ウィリアム・H・メイシー

ダイアン・キートン、リチャード・ギア、スーザン・サランドン、エマ・ロバーツ、ルーク・ブレイシー、ウィリアム・H・メイシーら豪華キャストが集結したロマンティック&ヒューマン・コメディ映画「アバウト・ライフ 幸せの選択肢」(3月8日公開)のキャスト陣公式インタビューが解禁となった。

本作は不器用な大人たちの“幸せ探し”を描いた感動作。6人の主人公による、最高の人生の見つけ方をユーモアと感動を交え綴るのは、『クイズ・ショウ』でアカデミー賞、ゴールデングローブ賞、英国アカデミー賞作品賞にノミネートされ、ニューヨーク映画批評家協会賞を受賞したマイケル・ジェイコブス監督。ニューヨークタイムズから「観た後に愛する人たちと語り合いたくなる、楽しくて完璧な脚本」と評された。

その脚本に惚れ込んだオスカー俳優のダイアン・キートンとスーザン・サランドンら豪華俳優陣が奇跡の共演。ニューヨークを舞台に最高にお洒落でチャーミングな6人が、愛と人生のアンサンブルを奏でます。観る者を心地良い世界へといざなう極上の音楽も話題になっている。

■リチャード・ギア「この映画は作品のスタイルとしては『プリティ・ウーマン』に一番近い気がします」

リチャード・ギアはオフィシャルインタビューで、『プリティ・ウーマン』(90年)で共演したジュリア・ロバーツの姪・エマとの共演に注目が集まっていることについて言及した。
「エマが娘役だと聞いて面白いと思ったね。今回のような役柄を演じるのは『プリティ・ウーマン』以来かな。この映画は作品のスタイルとしては『プリティ・ウーマン』に一番近い気がします。今作の登場人物はみんな様々な一面があってクレイジーだったけど、エマもルークも演技に真実味があって、すばらしかった」と語った。

一方のエマは「役者として一生に一度の経験になったのは間違いありません。これだけの名優の方々と同じ空間にいられたんですから。すばらしいキャストの皆さんとご一緒できて、撮影中は毎日、『なんてラッキーなの、楽しまなきゃ』と思ってました」とを語った。

エマの恋人で、結婚に踏み切れないアレンを演じたルークは「マイケル・ジェイコブス監督は本当にすばらしい監督で脚本家だと思います。この映画に必要な1つ1つのパズルのピースと、人生と愛にまつわる様々な関係や思いを見事に組み合わせ、このすばらしい物語を作り上げました。最後には面白くて心に響く映画だったと思わせるんです」と監督を絶賛した。

敬虔なクリスチャンで真面目な主婦・グレースを演じたダイアンは「正直に言うと、特に役作りはしていません。もちろん現場に行く前に自分なりに考えてはみるけど、大したことはしてなくて…。『ダメダメ、そんな風にしないで』みたいな感じはなかったし、みんなが不安になったりなんてことも一切ありませんでした。監督は自由にありのままに演技させてくれて、それがとても楽しかったです」と明かした。

一方、情熱的で毒舌な主婦・モニカを演じたスーザンは「すごく楽しかったわ。最初に脚本を読んだ時に『いい相手役がいれば、この作品は本当に楽しいものになる。だってそれぞれが奏でる音楽が全然違うから』と思ったの。撮影が始まって、みんなそのことが分かっていたから、どんなシーンでも誰とのシーンでも、それぞれが惜しみなく役になりきることができた。本当に楽しい撮影だったわ」と撮影を振り返った。

妻の尻に敷かれた大人しい夫・サムを演じたウィリアムは「サムの人柄はいいよね。まだロマンチックな愛を信じているし、いろんな可能性だって信じている。僕だってそうだ」と役への共感を示した。

最後に社交的で明るい夫・ハワードを演じたリチャードが「僕が思うに、登場するどのキャラクターもみんな個性があるから好きになれるんだと思う。別にみんなを好きになる必要はなくて、ストーリーが展開して、それを見届ければいいんだ。誰もがこのクレイジーさの中にきっと何らかのつながりを感じるはず。この4人のストレートさとかね」と締めくくった。

【ストーリー】
ミシェル(エマ・ロバーツ)は恋人アレン(ルーク・ブレイシー)との結婚を望んでいたが、アレンは煮え切らない態度を続けていた。2人は親たちの経験から結婚生活について学ぶべく、両家顔合わせの食事の席を設けることに。ところが、実はミシェルの父ハワード(リチャード・ギア)はアレンの母モニカ(スーザン・サランドン)と、そしてアレンの父サム(ウィリアム・H・メイシー)はミシェルの母グレース(ダイアン・キートン)と不倫関係にあった。厳しい状況に追い込まれた親たちは、子どもたちに不倫の事実を隠しながらパートナーの愛人と対決を図ろうとするが……。

【作品情報】
監督・脚本:マイケル・ジェイコブス
製作:ジョナサン・モンテパレ『ボーンズ アンド オール』
音楽:レスリー・バーバー『マンチェスター・バイ・ザ・シー』
撮影:ティム・サーステッド『リトル・ミス・サンシャイン』
編集:エリカ・フリード「セヴェランス」
出演:ダイアン・キートン、リチャード・ギア、スーザン・サランドン、エマ・ロバーツ、ルーク・ブレイシー、ウィリアム・H・メイシー
2023/英語/95分/原題:Maybe I Do/字幕翻訳:長夏実/配給:AMGエンタテインメント
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公式サイト:https://aboutlife-movie.jp
3月8日(金)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMA ほか全国順次ロードショー