山里亮太が結婚会見で蒼井優の”魔性”を否定して“蒼井優論”を熱弁

(2019年6月6日)

山里亮太 会見する山里と蒼井(YouTube「ANN NEWS」から)

お笑いコンビ、南海キャンディーズの山ちゃんこと山里亮太(42)と女優の蒼井優(33)が5日、都内で会見して結婚に至った経緯などを話した。キューピッド役になった相方のしずちゃんこと山崎静代(40)も乱入するなど笑いも渦巻く異色カップルならではのユニークな結婚会見になった。その中で山里は蒼井優の”魔性”を否定して“蒼井優論”を熱く語り、蒼井も山里の良さを大いに語るなど、2人の飾らない率直な言葉の数々が注目を集めている。

蒼井は、「結婚を決めた最大の理由は?」と聞かれ、「お付き合いさせていただくときから、結婚を前提にという話だった」といい「そういう風に思えたのは、いくつかあるんですけども、一緒にいてしんどいくらい笑わせてくれたり、人に対しての感動することと許せないことのラインが一緒だったり、金銭感覚が似ていること、あと冷蔵庫をちゃんとすぐ閉めるとか、優しい」と独特の言い回しで話した。

「すげえ蒼井優がいると思ってドキドキしたんですけど、そんなドキドキが数分でもうなくなるくらい気さくにしゃべってくれて」

山里は交際するようになったきっかけについて「最初はしずちゃんと友達と何人かで1回飲ましていただいて。すげえ蒼井優がいると思ってドキドキしたんですけど、そんなドキドキが数分でもうなくなるくらい気さくにしゃべってくれて、なんて優しいんだって。こんなに素敵で、こんな僕みたいな者にも優しい。話も合うし、好きなものが一緒だったりとか。凄い楽しいってことを全力で僕に伝えてくれるんですよ。そうすると僕みたいなタイプは、オレといると楽しいって、ひょっとして自分のことを好きになってくれる可能性があるのかなんて甘い夢を抱いたんですよ」
「そこから何かのタイミングでちょっとずつご飯を重ねて行って、好きかもという可能性をちょとずつ自分のなかで上がって行って、これたぶん好きだなって思ったときに、告白というか2人でご飯に行ってもらったりしていました」と一気に話した。

「蒼井さんちょっと僕と付き合ってみます?」と告白したといい「このタイプが上から言うとみんなイラっとします?」と言って報道陣を笑わせた。自信がなかったが、山崎が蒼井に山里のことを話したり、蒼井が山里をよく言っていたことなどを話して山里に報告するなど後押ししてくれていたという。

「結婚を念頭に置いておりますといって、『私も』といってくれました」

「一生でこんなに素敵でこんなに合う人はもう出てこないと思ったので、告白してそのときにちゃんと結婚の意思を伝えようと思っていました」という。

山里の告白を受けて蒼井は「はいっていいました」と笑顔になり、山里は「めちゃくちゃうれしかったです」とのろけた。「結婚を念頭に置いておりますといって、『私も』といってくれました」と山里。4月初旬の事だったという。同席した山崎によると、山里から報告を受けたのは1週間ぐらい前だったという。山里は「変な形で世の中に出てしまっては」と考えて親にも言っていなかったという。

蒼井の自宅を訪れ彼女の両親に会って報告した。「泣いてました、凄く喜んでくれて。たくさん心配かけて生きてきたので心の底からうれしかったです」と蒼井。 「ご挨拶が遅くなりましたけど、一生かけて優さんのことを幸せにしますのでどうか僕たちの結婚を許してくれませんか、と頭を下げさせていただきましたら、こちらこそありがとうと僕の肩を抱いてくれまして、みんなでちょっと涙ぐんで」(山里)

その後父親が「いくつかパターンを用意したからそれを全部やらせてくれ」といい出して、 ほかに「どこの馬の骨かわからん奴に娘はやれん」と断るパターンや、「君にお父さんと呼ばれる筋合いはない」「天塩にかけて育ててきた娘を貴様みたいなやつにやれるわけないだろう、なあ母さん」といって殴ろうとして「ほらお母さん止めて」といって「そこで優が全力で『やめて』と叫ぶ」などと「お父さんが全部演出をして、それが終わった後お父さんが『ありがとう、楽しかったぁ』とおっしゃってました」と山里。

リポーターから山里が「吉本ではブサイクランキング殿堂入りくらいの方なんですけど」と聞かれると蒼井は「眼鏡を変えるとかっこよくなるんです」とフォローして笑わせた。同席していた山﨑が「優ちゃんが目が悪いから眼鏡を変えたから?」と突っ込みを入れて笑わせる一幕も。

結婚指輪は断ったという。「買って下さるって言ったんですけど、大切なものって絶対なくすんです。年内に無くす自信があったので」「何かを一緒に経験することに使ってほしいなと思った」と蒼井。「それを全部使いきる旅行プランを立てていこうかなと思っています」と山里。

「恋多き女優という風に私たちは思っていろいろと取材をさせて頂きましたけど山里さんを選んだ決め手は?」

その後、女性リポーターが「恋多き女優という風に私たちは思っていろいろと取材をさせて頂きましたけど、その方が選んだ人が山崎さんということで、一番の決め手というのは一つ上げるとしたらなんでしょうか」と”直球質問”。
蒼井は「私を好きになってくれる男気に、です」「一方的に私が好きになっても言っていただかないと前に進めないので。なんか、こういろいろあれですけど、それでもいいといってくださって本当にありがたいですし」「それともうひとつは、私は山里さんのお父様とお母さまがすごく好きで、山里家の一員になれることに心強さというか、結婚ってこういう事なんだと思いました」と話した。

蒼井といえばNHK大河ドラマ「龍馬伝」(2010年)で共演した大森南朋(47)や舞台「その妹」(2011年)で共演した鈴木浩介(44)、映画「キャプテンハーロック」(2013年)で共演した三浦春馬(29)、映画「アズミ・ハルコは行方不明」(2016年)で共演したミュージシャンの石崎ひゅーい(35)との熱愛を報じられるなど「恋多き女優」といわれてきた。

さらには「蒼井優さんは芸能界一のモテ女優とずっと言われて芸能界の俳優さんにもものすごくファンの方が多いと聞いていますが、その女優さんを独り占めにしちゃったわけですよね。芸能界の人も今日はフェイクニュースじゃないかって大騒ぎになっていました。何かメッセージはありますか」とリポーターが”追撃“。

山里は「めちゃくちゃ好きだという方もたくさんいたと思うんですけど、その方々が好きだっていうくらいまで気持ちを高めるスピードが僕よりちょっと遅かっただけだと思うんで。僕はすごいスピードで告白してもいいというぐらいすごい好きだという気持ちが高かったんで、世の中の狙っていた方々に申し訳ないと」。

そして「みなさんの前にいる蒼井さんと違う蒼井さんを見せていただいているので。本当に純粋で楽しい時には笑って、おいしいものを食べてるときは本当ににコロコロ笑って、泣きたいときには凄い泣くっていう、みんなが思い描くのってちょっと違うでしょう。魔性って単語を使ってるけど、僕はそんな人間じゃないっていうのをずっと一緒にいて見てたんで、皆さんが言う魔性から発生する心配は一切ございません」と”魔性説”を否定。蒼井が涙ぐむ場面もあった。

山里の結婚をうらやましがっているもてない芸人に対するコメントを求められて、相方の山崎に結婚を報告したときに「まじめに頑張っていればいいことってあんねんな」と言われたといい「僕みたいな戦い方をしている芸人の希望になれたかなという自信はあります」と胸を張った。

「私は山里さんの仕事に対する姿勢を本当に尊敬しています」

会見後の写真撮影が終わった後に蒼井が発言して「先ほど山里さんのどこが決め手になったのかといわれたときに、一番大事なことをいうのを忘れていました。私は山里さんの仕事に対する姿勢を本当に尊敬しています。なんで山里さんと生涯を共にできたらと思ったかというと、私も、基本的には怠け者なんですけど、実際仕事に入るとなったらとことんやってしまうんです。で、山里さんを見ていると、それで間違ってないんだなって思わせてくれるのでとても勇気がわきます。とはいえ私よりも山里さんの方が仕事がないと生きていけない方だと思うので、これから自分がやれる限り頂いたお仕事は精いっぱいやりまして、できる限り亮太さんを支えたいと思います」と語った。

そして山里は「いつもお世話になっている皆さんにこういう形でちゃんとこういうことを報告できたことを本当に心からうれしく思っています。これからも皆さんに育てていただいて、この最高に楽しい世界で生きていけるように全力で頑張って、今優さんが言ってくれたみたいに、仕事に全力で打ち込んでいる姿をきと言ってくれた優さんのために、その姿を一生見せられるようにこれからも頑張っていきますので、皆さんこれからもご指導ご鞭撻いただきましてどうぞよろしくお願いします。本日は皆さんお集まりいただきましてありがとうございました」と締めくくった。
(会見の内容はYouTube「ANN NEWS」から)