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槇原敬之容疑者 2年前の覚せい剤所持でなぜ今?同居していた元事務所代表との関係は?危険ドラッグ「ラッシュ」とは?

(2020年2月14日)

槇原敬之容疑者がまた覚せい剤取締法違反容疑で逮捕 2回目で実刑の可能性
(槇原敬之容疑者=インスタグラムから)

槇原敬之容疑者(31)が2年前の覚せい剤と危険ドラッグ「ラッシュ(RAUH)」の所持容疑で逮捕されて波紋が広がっている。2年前の事件でなぜ今逮捕なのか?同居していた元事務所代表の男性(43)との関係など謎の多い逮捕劇が波紋を広げている。

13日、警視庁組織犯罪対策5課に逮捕された槇原容疑者の逮捕容疑は、2018年4月11日、当時住んでいた東京・港区海岸のマンションで覚せい剤0.083グラムを所持した覚せい剤取締法違反(所持)の疑いと同年3月30日に同所で危険ドラッグ「ラッシュ(RUSH)」約64.2ミリリットルを所持していた医薬品医療機器法違反(同)の疑い。

この事件では当時槇原容疑者と同居していた所属事務所の元代表の男性(43)が18年3月に覚せい剤所持などで逮捕起訴されて同年6月に懲役2年執行猶予3年の有罪判決を受けている。この男性が槇原容疑者の関与をほのめかし、警視庁が慎重に捜査を続けた結果槇原容疑者の容疑が固まったため逮捕に踏み切ったという。

それにしても2年前の薬物事件で逮捕されるのは異例のことで「なぜ2年たった今逮捕?」と波紋を広げている。

■警視庁が握る“隠し玉”と尿鑑定の行方

「所属事務所の元代表の供述があったとしてもそれだけでは証拠として弱い。2年間捜査を続けた中で槇原と薬物の関係を証明する新た証拠をつかんだのではないか」(事情通)というがその証拠が何かは明らかにされていない。「何か隠し玉があるのではないか。それと逮捕時に尿検査をしているというから尿鑑定の結果も注目される」(同)という。

■所属事務所の元代表は1999年の1度目の覚せい剤事件でも一緒に逮捕された

槇原容疑者の7歳年下の所属事務所の元代表の男性の存在が気になるが、この男性は1999年8月に覚せい剤取締法違反容疑で逮捕され、懲役1年6月、執行猶予3年の判決を受けた事件でも一緒に逮捕されて同様の判決を受けていたという。そしてまた起きた同じパターンの事件。

99年の覚せい剤事件を知るワイドショー関係者は「その男性は当時は事務所の代表ではなかった。新宿歌舞伎町のニューハーフパブで働いてい。槇原容疑者の自宅に警察が踏み込んだ時に一緒にいて2人とも覚せい剤所持で逮捕された」という。当時からパートナー的な存在で、事件後によりを戻して事務所代表に招いたという。そして20年後にまた同じような事件を起こした。この事件をきっかけに2018年3月、槇原容疑者は事務所代表を解雇したためトラブルになったともいわれる。

■危険ドラッグ「ラッシュ(RUSH)」とは「セックス・ドラッグ」として水面下で流通

ラッシュには成分として亜硝酸エステルが入っている小さな瓶に液体として入っていて匂いを嗅ぐようにして吸引すると陶酔感や性的興奮を得るといわれ「セックス・ドラッグ」とも呼ばれている。効果は数秒から数10秒しか続かないので、大量摂取して呼吸困難になったり死亡する例もあるいう。以前は規制する法律がなく脱法ドラッグとして出回っていたが、2007年に医療品医療機器等法(旧薬事法)の「指定薬物」にされた。2014年からは個人での所持や使用も違法になった。その後は海外で入手したりインターネットで入手するなどして水面下で出回っているといわれる。

■槇原容疑者けさ湾岸署から東京地検に身柄送検

槇原容疑者は14日午前8時45分ごろ、勾留先の東京・港区の湾岸署から霞が関の東京地検に身柄を送検され検事の取り調べを受けた。槇原容疑者を乗せた車は後部座席がカーテンで覆われ同容疑者の姿は見えなかった。今後の捜査のカギを握る尿鑑定の結果や警視庁が握っている可能性がある”隠し玉“がいつ飛び出すのかが注目される。