園子温監督、直筆謝罪コメント 性加害報道「事実と異なる点が多く」法的措置の意向表明

(2022年4月6日10:20)

園子温監督、直筆謝罪コメント 性加害報道「事実と異なる点が多く」法的措置の意向表明
園子温監督(シオンプロダクションの公式サイトから)

映画「冷たい熱帯魚」などで知られる園子温監督(60)が6日、「週刊女性」で女優が監督の性的加害を告発した問題について制作プロダクションの公式サイトで直筆コメントを発表した。「関係者の皆様にご迷惑とお騒がせをしてしまいました」などと謝罪したうえで記事について「事実と異なる点が多く」として法的措置を取ることを示唆した。

園監督の制作プロダクション「シオンプロダクション」の公式サイトに5日付で発表した直筆コメントでは「この度の2022年4月5日発売号の週刊女性の記事におかれましては、関係者の皆様にご迷惑とお騒がせをしてしまいました事、また作品を見てくださった視聴者の方を含め、皆様にお騒がせをしてしまっていることにつきまして、深くお詫びいたします。映画監督としての自覚のなさ、周りの方々への配慮のなさを自覚し、今後のあり方を見直したいと思っております」と関係者や視聴者に謝罪し「今後のあり方を見直したい」とした。
そのうえで「しかし、今回の週刊誌報道の記事については事実と異なる点が多く、自分自身以外への関係者にも多くのご迷惑がかかっていることを考慮し、代理人を通じて、しかるべき措置をとって参る所存です。この度は多大なるご心配とご迷惑をおかけしてしまい、大変申し訳ございませんでした」と弁護士を通じて法的措置を取る意向を表明した。

4日のニュースサイト「週刊女性PRIME」と5日発売の「週刊女性」では、複数の女優が、園監督の作品に出演することを条件に性的関係を迫られたなどとする告発を報じた。