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市川猿之助、「家族会議をした」一家心中を図ったか 両親の死因は向精神薬中毒の疑い
(2023年5月20日11:30)

18日に自宅で倒れ救急搬送された市川猿之助(47)が19日に退院し、事情聴取に「家族会議をした」と話しているといい、一家心中を図った疑いも浮上している。父親の市川段四郎さん(76)と母親の喜熨斗延子さん(75)は司法解剖の結果、死因は向精神薬中毒の疑いと発表された。
猿之助の両親は大量の向精神薬を服用して向精神薬中毒で死亡したとみられる。遺体の状況から17日から18日に死亡したとみられるという。自宅から薬物は発見されてなく、また無理に飲まされた痕跡はないという。警視庁は、両親がどのような経緯で向精神薬を飲んだのか、また自ら飲んだのかなど詳しいい経緯を調べる方針だという。
猿之助の部屋からは本人が書いたとみられる複数の遺書のようなものが見つかっており、自殺を図ったとみられている。都内の病院に入院していた猿之助は、歩けるようになり19日に退院した。事情聴取に「家族会議をした」と話しているといい、一家心中を図った疑いも浮上しているという。警視庁は、両親がどのような経緯で死亡するほどの量の向精神薬を飲んだのか、また自ら飲んだのかなど詳しい経緯を調べる方針だという。
向精神薬は、鎮静剤、精神安定剤、睡眠導入剤などを含む薬剤の総称で、医薬品として不安やパニック障害、睡眠障害などの治療に用いられる。服用にいは医師の処方箋が必要で、他人に譲渡したり、譲り渡す目的で所持したりすることは禁止されているという。
日本テレビの動画ニュースサイト「日テレNEWS」によると、捜査関係者への取材で「死んで生まれ変わろうと家族で話し合い、両親が睡眠薬を飲んだ」という趣旨の話をしていたことが分かったという。
猿之助をめぐっては18日発売の「女性セブン」が猿之助の、弟子や俳優に対するセクハラ・パワハラ疑惑の詳細を報じていた。
「市川猿之助奮闘歌舞伎公演」を上演中の明治座では代役を立てて公演を継続している。19日の昼公演は中止されたが、夜の部は中村隼人などを代役に立てて公演が行われた。20日以降は昼の部「不死鳥よ 波濤を越えてー平家物語異聞ー」は市川團子が代役で主演の太郎良知盛を務める。夜の部「御贔屓繁馬」にも出演する。
猿之助は6月大歌舞伎、7月大歌舞伎をはじめ、8・9月に「新・水滸伝」、10月25日~28日、「義経千本桜 忠信編」、さらには来年2目白押しで関係者は対応に追われている。