中居正広、日テレ「仰天」当面出演見合わせ コメント発表も「依然として不明」

(2025年1月11日11:00)

中居正広、日テレ「仰天」当面出演見合わせ コメント発表も「依然として不明」
中居正広(X/nonbiri_info)

「週刊文春」 などで女性との性的トラブルを報じられた中居正広(52)が9日、コメントを発表したが、日本テレビは10日、中居がレギュラー出演するバラエティー番組「ザ!世界仰天ニュース」(火曜午後9時)について、当面の間中居の出演を見合わせると発表した。

日本テレビは同番組の公式サイトで「1月9日に中居正広さんがコメントを発表しましたが、依然として不明な点が多いため、中居さんの『ザ!世界仰天ニュース』へのご出演は、当面の間、見合わせます」と発表した。「今後のご出演に関しては、総合的に判断してまいります」としている。

また、テレビ朝日は9日、中居のレギュラー番組「中居正広の土曜日な会」(土曜午前11時半)について「今回の事態の真相に不明な部分があるので、当面の間休止し、その後、編成判断することになると思います」と発表した。

中居は9日に、自身の個人事務所の公式サイトにコメントを発表し「トラブルがあったことは事実です。そして、双方の代理人を通じて示談が成立し、解決していることも事実です。 解決に至っては、相手さまのご提案に対して真摯に向き合い、対応してきたつもりです」と、トラブルがあったことを認めた上で、女性とは示談が成立していることを明かした。
そして「このトラブルにおいて、一部報道にあるような手を上げる等の暴力は一切ございません。 なお、示談が成立したことにより、今後の芸能活動についても支障なく続けられることになりました」と、一部で報じられた「暴力」や「引退説」否定し、芸能活動を続行する意向を示唆した。
また「このトラブルについては、当事者以外の者の関与といった事実はございません」とフジテレビ社員の関与疑惑を否定した。
中居の騒動後初めてのコメントの中の「示談が成立したことにより、今後の芸能活動についても支障なく続けられることになりました」という文言をめぐっては、疑問の指摘も続出した。「一定期間の活動休止ではなく、芸能活動続行ありきで、まさに『依然として不明な点が多い』のが問題。守秘義務を理由に、女性に9000万円も支払った性的トラブルの内容について何も説明がないのなら、局側としては、視聴者やスポンサーの反応もあり、早期の出演見合わせ解除は難しいのではないか」(テレビ関係者)。今後中居がどう説明していくのか。そして局側の「総合的判断」がどうなるのか注目される。

■中居正広の「女性とのトラブル」の経緯
中居の女性とトラブルは昨年12月19日、「NEWS ポストセブン」が、2023年に中井と女性が2人で食事をした際にトラブルになり、中居が9000万円を支払って解決したと報じて発覚。同26日「文春オンライン」が、フジテレビ社員を交えた会食の予定だったが、直前になってほかのメンバーがドタキャンして、中居と女性の2人きりになり性的トラブルが起きたと報じた。女性の「今でも許せない」という強い憤りのコメントも報じられた。

「週刊文春」の前出の報道を受けて、フジテレビは昨年12月27日、公式サイトで、「この度一部週刊誌等の記事において、弊社社員に関する報道がありました。内容については事実でないことが含まれており、記事中にある食事会に関しても、当該社員は会の設定を含め一切関与しておりません」と”疑惑”を否定。「出演者などステークホルダーとの関係のあり方については改めて誠実に向き合い、弊社のコンプライアンスガイドラインの順守により一層努めてまいります」としたうえで、「誹謗中傷や名誉棄損に繋がる内容は看過できかねますのでお控えください」と警告した。

そうしたなか、1月7日の「文春オンライン」と同8日発売の「週刊文春」は、第2弾として、女性が中居とのトラブルの直後、フジの幹部らに被害状況とプロデュ―サーの関与を詳細に報告したが握り潰されたなどと詳細に報じた。幹部の一人は有名女子アナだという。

中居の女性トラブルが発覚したことで、出演番組やCMの放送休止などが相次いだ。8日にはフジテレビ系「だれかtoなかい」(日曜午後9時)の放送休止や、ニッポン放送のラジオ番組「中居正広 ON&ON AIR」(土曜午後11時)の11日放送分休止が発表された。