ジャステン・ビーバーの”卵投げ事件“で和解成立

(2018年11月19日)

  • ジャスティン・ビーバー
  • 和解が成立したビーバー
    (Instagram/@justinbieber)

人気歌手ジャスティン・ビーバー(24)が隣人と口論になり卵を投げつけた事件で、隣人との間で和解が成立したことが分かった。米芸能サイト「TMZ」によると、ビーバーと隣人は5年越しの係争にようやくピリオドを打って和解したという。

事件が起きたのは2014年1月。当時ビーバーが住んでいたロサンゼルス郊外のカラサバスの邸宅で、隣家の住民ジェフリー・シュワルツさんと口論になり、ビーバーが隣家に卵を投げつけたため警察に通報され、米ロサンゼルス郡保安官事務所が12人態勢で家宅捜索を行うなど捜査に乗り出した。その結果、卵が隣家の壁に当たって修理が必要になる被害を与えたとして、器物損壊罪で起訴され、裁判所はビーバーに対して、シュワルツさんに8万9000ドル(約980万円)の賠償金の支払いや2年間の保護観察処分、社会奉仕などを命じた。

これで一件落着したと思われていたが、シュワルツさんはその後、卵投げ事件で精神的苦痛を受け、収入が減るなどの被害を受けたとして民事訴訟を起こしていたという。その裁判がこのほどやっと和解に至ったという。賠償金など和解事項は非公開になっているため不明だが、卵投げの代償はあまりにも高くついたようだ。