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ラッパーのジュース・ワールド急死は鎮痛剤の過剰摂取か 当局の捜索直前に鎮痛剤飲み込む

(2019年12月10日)

米人気ラッパー、ジュース・ワールド(21)が8日(現地時間)、プライベートジェット機でシカゴのミッドウェイ国際空港に到着した直後に発作を起こして急死した事件で、ワールドが直前に捜査当局から隠すためか麻薬系の鎮痛剤を飲み込むのを目撃されていたことが分かった。鎮痛剤の過剰摂取の可能性が取り沙汰されている。

米芸能サイト「TMZ」によると、捜査当局はワールドのプライベートジェット機を操縦していたパイロットが、ワールドの側近が航空機に持ち込むのを禁じられている銃を所持していることを着陸前に通報したために、FBI(連邦捜査局)とFAA(連邦航空局)の事務官が空港で待ち受け、到着後ワールドやスタッフらを調べたという。

FBIとFAAが調べる直前にワールドは複数の半合成麻薬の鎮痛剤を飲み込んだという。当局から隠そうとしたのではないかという。関係者はこの鎮痛剤の過剰摂取が急死を引き起こした可能性があると指摘した。9日(現地時間)、ワールドの遺体の検視が行われたが、さらに毒物学や病理学の検査を行い死因を特定するという。

プライベートジェット機の捜索で拳銃3丁と大麻が入った真空包装された複数の袋が押収された。大麻は合計70ポンド(31.5キロ)あったという。ワールドのアシスタント2名が銃の不法所持で逮捕されたという。