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ドウェイン・ジョンソンがバイデン前副大統領とカマラ・ハリス上院議員の支持を表明

(2020年9月29日13:15)

元プロレスラーで映画「ワイルド・スピード」シリーズや「ジュマンジ」シリーズなどで人気の米俳優ドウェイン・ジョンソン(48)が11月に迫った米大統領選を前にトランプ大統領と争っている民主党の候補ジョー・バイデン前副大統領(77)と副大統領候補のカマラ・ハリス上院議員(55)の支持を自身のツイッターで表明し、2人とのリモート会談を公開した。

ジョンソンは27日(現地時間)、大統領選挙について熱く語る動画をインスタグラムに投稿した。
「選挙日まで約5週間となりました。おそらく過去数10年の間で最も重要な選挙だと思われます。今私はこの政治的な会話をもう少し進めるつもりです」と今回の大統領選挙の重要性を強調した。

「私はどの政党にも友人がいますが、一つだけいつも同意できることは、会話と対話であり、その会話の着地点は常に最も重要であるということです。これは過去にやったことがないビッグなことだけど、私はみんなが知る通りビッグになります」と語った。

そして「皆さん、私はジョー・バイデン前副大統領とカマラ・ハリス上院議員と、国として直面している重要な問題について話をする機会がありました。私たちの会話は、素晴らしく、非常に積極的なものだったと思いましたし、何年も前から中道的なイデオロギーを持った無党派層ですが、バイデン前副大統領とハリス上院議員はこの国のリーダーとしてベストな選択だと感じました」と2人を支持することを明言した。

1人で話す動画に続いて、2人とリモートで会談する動画を投稿。
バイデン副大統領が「ハーイ!DJ!」とドウェイン・ジョンソンの愛称で呼びかけ、ハリス上院議員は「あなたの大ファンよ。『ワイルド・スピード』から『ジュマンジ』まで全部見ているわ」などと語った。

ジョンソンは「これまで大統領選で誰かの支持を公に表明したことはかなかったけど、2人を大統領と副大統領に熱望します」と2人に対する支持を表明した。これを聞いてバイデン前副大統領は「ありがとう、私たちにとってとても素晴らしいこと」と喜び、ハリス上院議員は「信じられない。ありがとう」と感謝の言葉を述べた。ジョンソンは2人の経歴や実績を称え、ホワイトハウス入りしたらどのようにして国民の信頼を獲得していくのかと質問した。バイデン大統領は「国民の平等。そして責任を取ること。私たちがもし失敗したとしても、それを認めること。私たちは完璧ではないかもしれないが、責任を取ることです。真実を語ることが大切です」などと語り、都合の悪い記事には「フェイクだ」と言い張り、白人至上主義で人種差別に抗議する声を封じて分断を図るトランプ大統領を暗に批判した。タフで強靭なヒーローを演じる国民的スターの助っ人登場でトランプ大統領はピンチを迎えそうだ。11月の大統領選挙の行方が注目される。