クリス・ロック、ウィル・スミスの平手打ち事件についてジョーク

(2022年5月14日11:45)

クリス・ロック、ウィル・スミスの平手打ち事件についてジョーク
クリス・ロック㊨とウィル・スミス(インスタグラムから)

コメディアンのクリス・ロック(57)はロンドンで行われたショーで、アカデミー賞授賞式でのウィル・スミス(53)の平手打ち事件について言及してジョークを飛ばしたという

米誌「People」(電子版)によると、ロックは12日(現地時間)、ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで行われたスタンダップ・パフォーマンスの中で、3月27 日(現地時間)に行われた第94回アカデミー賞授賞式でスミスによる平手打ち事件についてジョークを飛ばした。

ロックは「誰かが心配しているのなら、僕は大丈夫だ」と語り「聴力はほとんど戻ってきたよ」「くだらないことを話すなんて期待しないでくれ」 とも言ったという。そして「いつかは話すよ…Netflixで」とか「君のチケットは高かったけど、そんなに高くはなかっただろう」 などとジョークを飛ばして笑わせたという。

クリス・ロック、ウィル・スミスの平手打ち事件についてジョーク
クリス・ロック㊧にビンタしたウィル・スミス

アカデミー賞授賞式でプレゼンターを務めたロックは、スミスの妻ジェイダ・ピンケット・スミス(50)の坊主頭について、デミ・ムーアが坊主頭になって出演した1997年の映画「G.I.ジェーン」を引き合いにだして「ジェイダ、『G.I.ジェーン』の続編が見たいよ」などとジョークを言ったことに怒ったスミスがステージに上がり、ロックに平手打ちをして波紋を広げた。ピンケット・スミス(50)は、脱毛症を公表し丸坊主にしていた。

その後、スミスはアカデミーの会員を退会し、今後10年間、アカデミー賞などのアカデミーが主催するイベントへの参加も禁止された。

一方、スミスは先月、スピリチュアルな目的でインドを訪れ、ヨガと瞑想をしていると報じられた。自分自身を鍛えているようだという。事件の余波はまだ続いているようだ。