ラッセル・クロウ「ロビン・フッド」撮影中に「脚を骨折したが何年も気づかなかった」

(2024年2月18日12:20)

ラッセル・クロウ「ロビン・フッド」撮影中に「脚を骨折したが何年も気づかなかった」
ラッセル・クロウ(Instagram/@russellcrowe)

ラッセル・クロウ(59)が映画「ロビン・フッド」(2010年)の撮影中に両脚を骨折したが何年も気づかなかったことを明かした。

クロウは米誌「People」のインタビューで、映画「ロビンフッド」の撮影中にかなり深刻な怪我を負ったことを明かした。同作は、中世イングランドの伝説の人物、弓の名手で森にすむアウトロー集団の首領の義賊ロビン・フッドの活躍を描いた作品で、クロウがロビン・フッドを演じた。

アクシデントは城の門から地面に飛び降りるスタントを演じていたときに起きたという。遅い時間だったので、おそらくスタントの前に準備を急いだようで、着地するためのクラッシュパッドを埋めないことにしたという。ラッセルは着地したとき体中に電気ショックのような衝撃が走るのを感じたという。

そして、このアクション・アドベンチャー映画の撮影は苦闘続きだったと語った。撮影の最後の1カ月間は、1日も休まなかったものの、歩くことさえ困難だったという。 それから約10年が経ち、クロウは脚の痛みで医者に行ったという。レントゲンを撮られ、脛の骨に後遺症が残っているのが見えたので、医者に「いつ脚を骨折したのか」と尋ねられて初めて骨折していたことを知ったという。

クロウは、「ロビン・フッド」の撮影を終えてから「マン・オブ・スティール」(13年)のトレーニングを開始するまでの約1年間休養したことで、脚の痛みが自然に治り、痛みを感じなくなったと思うと語っている。
アカデミー賞主演男優賞を受賞した「グラディエーター」(00年、リドリー・スコット監督)でローマ帝国時代の剣闘士(グラディエーター)役でコロッセウム(大闘技場)での激しい格闘シーンを演じるなどアクションもこなすクロウらしいエピソードと言えそうだ。

ラッセルの新作アクション・スリラー「ランド・オブ・バッド」(原題:Land of Bad)が16日(現地時間)、全米で公開された。クロウとリアム・ヘムズワース主演で、フィリピン南部で秘密作戦を行っていた米特殊部隊が生き残りをかけた過酷な48時間の闘いに突入。精鋭の救出チームが敵地で待ち伏せ攻撃にあうなか決死の救出作戦を展開する。クロウは空軍のドローンのパイロットを演じている。クロウは自身のインスタグラムに同作のポスタービジュアルを投稿して作品をアピールした。またクロウが監督・主演を務めたサスペンス・スリラー「ポーカー・フェイス/裏切りのカード」(原題:Poker Face)が3月1日に日本で公開される。