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ラッセル・クロウ所有の建物が山火事で焼失 近所の苦情に消防当局が反論

(2019年11月14日)

ラッセル・クロウの自宅が豪山火事で焼失
(ラッセル・クロウ=インスタグラムから)

映画「グラディエーター」などで知られる俳優のラッセル・クロウ(55)のオーストラリアのニューサウスウェールズ州にある建物2棟が山火事で焼失する被害に遭った。クロウは激しく燃える山火事の写真やヘリコプターによる消火活動の動画などをインスタグラムやツイッターに投稿して、「私はオーストラリアにいません。家族は友人たちと避難して無事です。昨日遅く私の家が火事に襲われた。被害に遭った地域の皆さんのことを思うと胸が痛みます」などとコメントした。

10年前に山火事の延焼を防ぐための防火線の道路を設営していたが効果がなかったという。(上の写真)

そうしたなか、現地メディアによると、クロウの家の近所の住民が「私の友人の家が燃えているのにすべての消防車がクロウの家に駆け付けた。一般の人に対する消火活動どうなっているのか」と苦情を言っているという。これに対して現地の消防当局は「消防隊のクルーは最も必要な地域で消火活動を行った。誰の所有地かという事は知らなかった」とクロウを特別扱いしたことはないとしている。

山火事があった地域に住むクロウの姪のチェルシーさんは自身のフェイスブックで「残念なことに消防隊がラッセルの家を守るためにほかの地域を犠牲にしたなどといういうバカげたゴシップが報じられています」と前置きして「消防隊の活動は特に彼の建物を守るためのものではなかったし、そこに誰が住んでいるかは問題ではなかった」などと反論した。