Plusalphatodayツイッター

「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」 レイとカイロ・レンの因縁の対決に決着が付きシリーズ完結

(2019年12月20日)

「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」スカイウォーカー家の壮大なドラマが完結
「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」(TOHOシネマズ渋谷)

1977年にスタートした「スター・ウォーズ」シリーズの9作目で完結編となる。銀河系の支配を狙う帝国軍のファースト・オーダーとレジスタンスの闘いは最終決戦を迎え、スカイウォーカー家を中心にした銀河系の壮大な物語が42年にわたる歴史に幕を下ろす。監督は「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」(2015年)を手掛けたJ・J・エイブラムス。

■ストーリー

伝説のジェダイ、ルーク・スカイウォーカー(マーク・ハミル)の導きでフォースの力を覚醒させたレイ(デイジー・リドリー)は、レイア将軍(キャリー・フィッシャー)が率いる反乱軍とともに帝国軍との最終決戦に立ち上がる。天才パイロットポー(オスカー・アイザック)、元ストームルーパーのフィン(ジョン・ボイエガ)らとともにチューバッカ、R2-D2、C-3PO、BB-8を引き連れて帝国軍のファースト・オーダーとの壮絶な闘いを繰り広げる。そのレイの前に祖父ダース・ベイダーの遺志を受け継いで銀河系の圧倒的な支配者となったカイロ・レン(アダム・ドライバー)が立ちふさがり、因縁の対決が繰り広げられ、シスの暗黒卿パルパティーン皇帝(イアン・マクダーミド)と2人の因縁やレイの出生の秘密が明かされる。

■見どころ

デイジー・リドリーが圧倒的な存在感を見せてレジスタンスのリーダー、レイを熱演している。また、カイロ・レンがダークサイドに落ちながらも母親のレイア姫(キャリー・フィッシャー)や父親のハン・ソロ(ハリソン・フォード)への想いで揺れ動くカイロ・レンをこれまでの冷酷な悪役とは違って善悪のはざまで揺れ動く心をのぞかせながら好演している。そしてチューバッカやR2-D2、C-3POなどおなじみのキャラクターが総出演でシリーズの集大成のようになっているところも見どころ。そしてレイとカイロの因縁の対決の最終局面や帝国軍とレジスタンスの最終決戦は圧巻で目が離せない展開が続く。これでひとまずシリーズは完結となったが、ディズニーとルーカスフィルムは今年5月に「スター・ウォーズ」の新作3本を2022年、2024年、2026年に公開することを発表しており、「遠い昔、はるかかなたの銀河系で…」のドラマはさらに続く。
(2019年12月20日公開)

【関連記事】
「スター・ウォーズ」のマーク・ハミルがトランプ大統領の星型撤去を支持 キャリー・フィッシャーに変えるようアピール
「スター・ウォーズ エピソード9」の撮影終了をジョン・ボイエガらが報告