「第18回アジア・フィルム・アワード」
Kōki,が「AFA Rising Star Award」受賞

(2025年2月19日14:30)

「第18回アジア・フィルム・アワード」Kōki,が「AFA Rising Star Award」受賞
「AFA Rising Star Award」受賞のKōki,

アジア・フィルム・アワード・アカデミー(以下、AFAA)は、3月16日に香港にて開催される、アジア全域版アカデミー賞「第 18 回アジア・フィルム・アワード」(以下、AFA)にて、国内外で幅広く活躍し、多分野で活躍する日本の俳優、Kōki,(22)に「AFA Rising Star Award」を授与することを発表した。

AFA Rising Star Awardは、映画界で類まれなる飛躍と可能性を示した有望な新世代の才能を称え、アジアのみならず国際的な舞台でのさらなる活躍への期待を込めて贈られる賞。日本の俳優が本賞を受賞するのは2014年以来2度目で、Kōki,は、3月に香港で開催されるAFA授賞式に参加予定。
過去の受賞者には、第11回(2017年)のリン・ユン、第13回(2019年)のパク・ソジュン(韓国)、第17回(2024年)のメータウィン・オーパッイアムカジョーン(タイ)など、才能あふれるアーティストが名を連ねている。第8回(2014年)に、別名称(Moët-AFA Rising Star of Asia Award)では、俳優・栗山千明が受賞した。

Kōki,は、有名アーティストに楽曲を提供するなど、幼いころから音楽の才能を発揮しており、また15歳で雑誌「ELLE Japon」の表紙を飾り、モデルとしてデビューすると、世界的ブランドのアンバサダーにも就任するなど、瞬く間にファッションアイコンとしての地位を確立。さらに、2022年にデビューした俳優業でも目覚ましい躍進を遂げ、清水崇監督作品『牛首村』では一人二役を演じて大きな注目を集め、ブルーリボン賞新人賞を受賞。国際的な活躍も加速しており、海外作品デビュー作となった『TOUCH/タッチ』(バルタザール・コルマウクル監督)は、第97回アカデミー賞の国際長編映画部門のショートリスト15本に選出、また2作目となる『トルネード(原題)/Tornado』(ジョン・マクリーン監督)は、2月26日から開催されるグラスゴー映画祭のオープニング作品としてワールドプレミア上映が決まっている。また、韓国の人気ウェブトゥーンを原作とした日本映画『女神降臨』にも主演し、これまでにない新たな一面を見せ、ファンからも大きな期待が寄せられている。

Kōki,は、この受賞に際し、「このような評価をいただき、Rising Star Awardを受賞できたことを大変光栄に思うとともに、身の引き締まる思いです。海外の名誉ある場でこのような賞をいただけることは、私にとってとても大きな意味を持ちます。心からアジア・フィルム・アワードに感謝いたします」とコメントした。

■アジア・フィルム・アワード (主催:アジア・フィルム・アワード・アカデミー)
2007年に創設されたアジア映画を対象とした映画賞。東京国際映画祭は2013年より、香港国際映画祭、釜山国際映画祭と共にアジア・フィルム・アワード・アカデミーを創設し、アジアの映画業界と連携し、その年のアジアの映画人を表彰しスポットライトを当てることでアジア映画ファンの創出、世界へのアジア映画の振興、文化交流を図っている。
アジア・フィルム・アワード公式サイト:https://www.afa-academy.com