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映画
中国の映画興行週間ランキング 「名探偵コナン 隻眼の残像(せきがんのフラッシュバック)」が1位 日本映画トップは「劇場版ハイキュー!!」以来1年ぶり
(2025年7月2日9:00)

「名探偵コナン 隻眼の残像(せきがんのフラッシュバック)」(©2025 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会)
中国の国際ニュースチャンネルCGTN(電子版)によると、中国の映画興行週間ランキング(6月23日 ~6月29日)が1日、発表になり、今年4月に日本で公開されたシリーズ最新作「名探偵コナン 隻眼の残像(せきがんのフラッシュバック)」が中国で6月27日に初公開になり、興収1.5億元(約30億円)で1位になった。
日本映画が1位になるのは昨年6月に公開された「劇場版ハイキュー!!ゴミ捨て場の決戦」以来1年ぶり。また、日本公開から24年ぶりで中国初公開になった「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ! オトナ帝国の逆襲」(2001年)が7位にランクインするなど、日本のアニメ映画の人気が高いことを示した。
また、ブラッド・ピット主演「F1/エフワン」が興収約13億円で3位にランクインした。さらに、「ヒックとドラゴン」が4位、「ミッション:インポッシブル・ファイナル・レコニング」が6位、「星つなぎのエリオ」が8位と、ベスト10に4本ランクインした。

「醤園弄・懸案」
中国映画は、1945年に起きた妻による夫の遺体損壊殺人事件を描いたチャン・ツィイー主演、ピーター・チャン監督の最新作「醤園弄・懸案」が2位など計4本がベスト10にランクインした。「醤園弄」は2023年5月のカンヌ国際映画祭で初めて上映されされた後、再編集を経て、上下二部作として上映されることが決まった。「醤園弄・懸案」はその前編になる。上海国際映画祭(6月13日~22日)のオープニング作品としてワールドプレミアされた話題作。6月21日から中国で公開され、初週末に509万人を動員し約36億円の興収を記録するヒットとなった。