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ヘンリー王子とメーガン妃が英王族からの引退を宣言 ロサンゼルスに拠点をシフトへ

(2020年1月9日)

英王室のヘンリー王子(35)とメーガン妃(38)が8日、インスタグラムで英王族の上級の地位から引退して経済的に自立することを発表して波紋を広げている。夫妻は英国だけでなくロサンゼルスとカナダに新居をもうけることを計画しているという。メーガン妃主導の「脱英王室」の動きが加速しそうだ。

ヘンリー王子夫妻はインスタグラムで「数か月にわたって熟考と議論を重ねた結果、私たちは今年王室の制度の新しい形を切り開くための移行を選択することにしました」と明らかにした。
具体的には「英王室のファミリーの上級メンバーから退いて、女王を全面的にサポートしながら経済的に自立することを考えています」と”上級王族の地位からの引退“と”経済的自立“を宣言した。

そして「女王と国民に対する私たちの義務を果たすことに敬意を払いながら、私たちの時間を英国と北米の間でバランスをとることを計画しています」と英国だけでなく北米(米国とカナダ)にも拠点を置くこと明かした。

「(英国と北米の)地理的なバランスは息子を彼が生まれた王室の伝統を理解させながら育て、さらに新しいチャリティ団体を立ち上げることを含めた私たち家族の次のステップへ集中することを実現してくれます」などと説明した。

英王室のメンバーが「上級の地位から引退」して英国以外にも拠点を置くというは前代未聞のことで波紋を広げている。

米紙ニューヨーク・ポスト(電子版)によると、ヘンリー王子とメーガン・マークルはロサンゼルスに家を構えることを計画しているという。さらにロスの家に加えてカナダにも家を持つことを考えているという。メーガン妃はロサンゼルス出身で結婚まではロスに住んでいたがドラマ「SUITS/スーツ」の出演中のカナダに住んでいたことがある。また、メーガン妃は女優時代にはドラマのギャラやブログや衣服を着るだけでギャラが発生するなど稼いでおり、英王室に入ってから途絶えていた様々な収入を米国で復活させることも可能になるといわれる。
メーガン妃はカナダ出身でハリウッド女優として活躍していた。「彼女は心底ロスっ子で、お金や権力そして名声を気にかけています」(メーガン妃を知る関係者)という。「メーガンはカリフォルニアのライフスタイルが好きで、友人や人気司会者のオプラ・ウィンフリーやジョージ・クルーニーに相談してアドバイスをもらっていた。彼らは夫妻にロイヤルファミリーから離脱して新しい道を進むよう励ましていた」(同関係)という。夫妻は昨年のクリスマスシーズンをカナダで過ごしておりすでに”脱王室“の動きを見せていた。

■「メーガン妃は完全にヘンリー王子をコントロール」(米紙ニューヨーク・ポスト)

同紙は、英王室関係者の話として「メーガン妃は完全にヘンリー王子をコントロールしている」とも報じた。ハリー王子はメーガンと出会ってから完全に変化して、王室から離脱することを考えるようになったという。ヘンリー王子がメーガン妃と結婚してから、兄のウィリアム王子夫妻との関係が悪化したという。
さらには出産をめぐって英王室の伝統を無視して出産する病院を明かさず退院時の会見もしないなどメーガン流を貫いたことなどで英マスコミのバッシングに遭っていることも「脱英王室」の引き金になっているとみられる。

英王室はヘンリー王子夫妻の声明を受けて「複雑だ」などとするコメントを発表。困惑している様子をうかがわせた。ヘンリー王子夫妻とは協議を続けていくとしているが、今後の英王室とヘンリー王子夫妻の動向が注目される。