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堂本光一、ジャニー氏の性加害問題に言及「心に刻まれたものに×をつけて十字架にして、今後は自分として表現していかなきゃいけない」
(2023年10月9日13:30)

@koichi.domoto_kd_51)
KinKi Kidsの堂本光一(44)が8日、ジャニー喜多川氏(19年死去)の性加害問題について言及した。9日に東京・帝国劇場で主演ミュージカル「チャーリーとチョコレート工場」の初日を迎えるにあたって取材に応じた。
堂本はジャニー氏を「彼」とか「あの人」と呼んで「自分の知っている彼と違ったりする部分も自分の中ではあったりする。でもそれは自分の中で認めなきゃいけないだろうと思いますし、何よりも本当に被害にあわれた方がまず救われなきゃいけないと思っています」と語った。
今後の活動について聞かれると、「今後自分として表現のし方だとか演出の仕方とか、今までも随分あの人とは戦ってやってきた部分というのはあるので、今までは彼に迷惑をかけてはいけない、恥ずかしい作品を作っては彼の名誉のためにいけないと思ってやってきた。もう、そういった思いは捨てて、そういった思いで心に刻んでやってきたんですが、心に刻まれたものに×をつけて十字架にして、今後は自分として表現していかなきゃいけないという風に強く思っていきます」とジャニー氏との決別を語った。
新会社とはどういう契約の形態を考えているのか聞かれて「すごく難しい問題だと思うKinKi Kidsは音楽を中心にやってきたグループでもあるので、それの権利がどういう形になるのか、そういう説明を聞いていない。その辺がポイントなってくると思う」と述べた。
また、グループ名変更問題については「たくさんいろんな迷いとかジレンマとかいろんなことがあるんですけど、剛君と一度話した時にはそれこそジャニーズのことでグループ名を変えなくてはいけないグループもいるよねと聞いたときに、『KinKi Kidsも変えてもいいんじゃない』というところまで実は出ました。だけど音楽活動をしているグループとしては、我々が一番上になっているので、われわれが変えてしまうとその下が、そこまで考えなくてもいいのに、という子たちも考えなくてはいけなくなる。そういうことまでも考えなくては行けなくて、その辺は慎重にやっていかないといけないと、剛君とも共に話している」という。
そして、新会社に願うことについては「世界一クリーンな会社じゃないですか。どの口が言ってるんだということかもしれませんけど、でもそれを願って、それを目指して、安心してエンターテインメントを楽しんでいただける環境を。長くはかかると思いますけど、少しずつ整えていかないといけないなと」と答えた。
「心に刻まれたものに×をつけて十字架にして」とか「たくさんいろんな迷いとかジレンマとかいろんなことがある」などという言葉に、ジャニー氏の性加害問題に所属タレントも大きな影響を受け、振り回されていることをうかがわせた。