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芸能NewsEye
二宮和也、旧ジャニーズ事務所から独立「毎日このことで悩んだ」 嵐の活動は継続
(2023年10月25日11:30)

嵐の二宮和也(40)が24日、SMILE-UP.(旧ジャニーズ事務所)から独立することをファンクラブ向けの会員サイトで発表した。嵐としてのグループ活動は継続するとしている。
二宮は同サイトで「私、二宮和成は10月24日をもちまして、事務所から独立し、個人で活動していく決断をさせていただきましたので、ご報告させていただきます」と発表。
独立を決断するまでの経緯について、同サイトで「毎日このことで悩んだ」と明かし、9月7日の1回目のジャニーズ事務所の記者会見以降、自身の活動にも大きな影響が起き始めて「怖くなったし不安な気持ちにもすごくなって」、これからどうしていこうかと始めるようになったという。そして「自分が自分らしく」と独立の決断に至ったという。
嵐については「僕は明日からも嵐です」とグループの活動を続けていくことを明らかにした。
旧ジャニーズ事務所をめぐっては10月2日に俳優の岡田准一(42)が11月30日をもって退所することを発表した。今後は芸能事務所を設立して活動する。独立する理由について「ファンの皆様に辛い思いをさせてしまっていることや、将来にわたってご一緒下さる関係者の皆様に、これ以上、ご迷惑をおかけしたくないという思いが強くございました」などとしていた。
旧ジャニーズ事務所を支えて来た大物俳優の岡田に続いて、嵐の二宮と、2人目の大物が相次いで独立することになった。ジャニー氏の性加害問題では、社名変更や新会社設立、補償問題対策などを発表した2回目の記者会見以降も、大手企業数社が旧ジャニーズ事務所所属タレントのCMの新規契約を結ばない事や、NHKの新規契約見送りの継続が続いており、今後新たな独立タレントが出てくる可能性は否定できず、成り行きが注目される。
一方、Newsのメンバーで作家の加藤シゲアキ(36)は24日、都内で新作小説「なれのはて」(講談社刊、25日発売)の出版記念記者会見を行い、ジャニー氏の性加害問題について言及した。「被害者の方に配慮しつつ、自分たちが一番組織や会社に厳しい目を向けるべき」としたうえで「僕個人としては内側から監視したい。見つめたい。おこがましいですけど、自浄作用の一端を担えれば。出来なければいる必要がない」などと語り、事務所にとどまることを明らかにした。