ジェラルド・バトラーが火災復興100万ドル基金計画

(2018年11月16日)

カルフォルニア州の大規模な山火事で自宅が被害にあった俳優ジェラルド・バトラー(49)が、被災者の救済と復興に向けて100万ドル(約1億1000万円)を目標に基金を集めることを決めたことが分かった。また同様に自宅が全焼した歌手のマイリ―・サイラス(25)と俳優リアム・ヘムズワース(28)のカップルは50万ドル(約5500万円)を寄付した。

 米芸能サイト「レーダーオンライン」によると、バトラーは全焼したマリブの自宅の写真をインスタグラムで公開して被害の大きさを訴えたが、その後すぐに復興に向けて立ち上がったという。14日、ウェスト・ハリウッドにある自宅にセレブの友人たちを招いて救済と復興に向けて少なくとも100万ドルの基金を集めることを計画しているという。

「バトラーは地域の人たちを助けるためにできるだけのことをしたいと思っています」と関係者は語る。 「避難した後にマリブの自宅に戻ってきた。カリフォルニアが胸を張り割かれている」とインスタグラムでコメントしたバトラーは「消防士たちの勇気と犠牲的な精神にとても心を打たれた。ロサンゼルス消防署に感謝」と消火に当たった消防士たちをたたえた。そしてロサンゼルス消防署への募金協力を呼び掛けた。


マイリ―・サイラスとリアム・ヘムズワースは50万ドルを寄付

一方、サイラスとリアムは火災復興に向けた基金に50万ドルを寄付したという。そして2人は同じ場所に家を再建することを決めたという。2人はこの場所で結婚式を挙げる予定だったが今回の火災で延期になったが「2人は火災が発生してから地域の人を助けるために活動して、2人の絆と愛はがさらに強くなっています」(関係者)という。

またマリブの自宅から避難していた歌手のレディー・ガガ(32)は11日、避難所を訪問してボランティアを行った、被災者にギフトカードをプレゼントしたり、一緒に写真を撮ったりして励ましたという。また、トランプ大統領が山火事のことで、「森林管理者がしっかりやっていればこんなことにはならなかった」などと、責任を転嫁したことに「大統領はカリフォルニアの人たちに思いやりを見せて、この国のために優しさの模範を示して」とツイッターで苦言を呈した。その後大統領が一転して被災者に哀悼の意を表明して、対策に当たることを約束するなど”火消し“に走る一幕も。史上最悪のカリフォルニア山火事の波紋が広がり続けている。