ジャスティン・ビーバーがうつ病の現状を報告して「いつも立ち直ってきたから心配していない」と前向き発言

(2019年3月12日)

米ファッション誌「ヴォーグ」(3月号)でうつ病になっていたことを告白したジャスティン・ビーバー(25)が今もうつ病と闘っていることを明らかにした。ビーバーは10日、自身のインスタグラムにカニエ・ウェストとマネージャーとのスリーショット写真を投稿して「考えが全然まとまらなくて奇妙な感じだ」と現状を告白して「いつも立ち直ってきたから心配していない」などとうつ病の克服に向けて前向きな気持ちをつづった。昨年9月にモデルのヘイリー・ボールドウィン(22)と結婚したばかりのビーバーを襲った”大異変“とは。

米芸能サイト「レーダーオンライン」によると、ビーバーの関係者は「ビーバーは精神的な問題を抱えている。それは嵐のようにやってきた」と話しているという。
ビーバーがインスタグラムに投稿したカニエとマネージャーのスクーター・ブラウンと一緒に写っている写真を見ると、ビーバーは目を閉じ深く考え込んでいるように見える。

「みんなのように少し希望があるようにアップデートしたい。目いっぱい闘っている。考えが全然まとまらなくて奇妙な感じだ」と現状を報告。そして「いつも克服してきたから心配していない。みんな僕のために祈ってくれ。神は誠実でみんなの励ましにとても感謝しています」などとコメントを添えた。

ビーバーは先月発売された米ファッション誌「ヴォーグ」(3月号)の表紙をボールドウィンと抱き合うアツアツ写真で飾り、インタビューでうつ病について告白。2017年のツアー中にうつ病になって14公演をキャンセルしたことなどを明かした。「このことは話さなかったし、今も話すのが難しい。孤独で、時間が必要だった」などと語った。

当時は突然のツアーキャンセルが波紋を広げ、すでに販売されていたチケットの払い戻しの総額は数十億円に上ったという。ビーバーのーマネージャーは「(ツアー中止は)決してわれわれが意図したものではありません。しかし彼の精神と健康状態を第一に考えなければなりません」などと長文の謝罪コメントをインスタグラムに投稿した。詳しい病状は明らかにされなかったが、うつ病が原因だったことをビーバーが初めて本人の口から明らかにした格好だ。

ビーバーは同インタビューで過去の女遊び、ドラッグの使用、パーティ三昧がたたって自分をコントロールできなくなりうつ病になったなどと告白していた。現在はヘイリーのサポートもあり回復に向けて取り組んでいるという。ファンのためにも一日も早く完治して音楽活動に復帰してほしいものだ。